移動規制から読み解く国家基盤の形成と変容「人の移動」のアメリカ史

「人の移動」のアメリカ史 移動規制から読み解く国家基盤の形成と変容

加藤 洋子 著
A5判 / 264ページ / 並製
定価:2,700円 + 税
ISBN978-4-7791-1972-9 C0022
奥付の初版発行年月:2014年03月 / 書店発売日:2014年03月24日
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内容紹介

“移動規制”から見えてくる新しい世界秩序の展望!
建国期から現在まで、アメリカの人とモノの移動がどのように規制されてきたかを辿り、規制のありようの変遷からアメリカ史を読み解く。同時にアメリカの統治構造に密接に関わるセンサス(国勢調査)を詳細に論じ、最新データを盛り込み、大きく変容しつつあるアメリカの動向をわかりやすく伝える、新しいアメリカ入門書。

著者プロフィール

加藤 洋子(カトウ ヨウコ)

日本大学国際関係学部教授。アメリカ史、国際関係、外交史、冷戦輸出規制などの分野で論文多数。
共著に『アメリカ研究入門 』第三版(五十嵐武士、油井大三郎編、「日米関係:経済、外交、軍事」東京大学出版会 2003 年)、
著書に『アメリカの世界戦略とココム 1945-1992: 転機にたつ日本の貿易政策』(有信堂高文社 1992 年)などがある。

目次

第1 章 人種・エスニシティの多様化が進むアメリカ
 Ⅰ 人口増加と多様化する人口構成
 Ⅱ 人種・エスニシティとは?
 Ⅲ アメリカの人口構成の変化:ヒスパニック
 Ⅳ アメリカの人口構成の変化:複合人種
第2 章 風・海流による人の移動とアメリカ大陸
 Ⅰ コロンブスのアメリカ大陸発見?
 Ⅱ コロンブスとアメリカ大陸
第3 章 国家による規制と人の移動
 Ⅰ 宗教改革とスペイン領アメリカへの人の移動
 Ⅱ ハクルートの西方植民論
 Ⅲ 英領アメリカと人の移動
 Ⅳ アダム・スミスとクレヴクールのアメリカ論
第4 章 北米英領植民地への人の移動
 Ⅰ 植民地への移民
 Ⅱ 植民地時代の移民規制
第5 章 独立・建国と「人の移動」そしてセンサス
 Ⅰ 独立・建国と人の移動
 II アメリカの人口とセンサスのはじまり
第6 章 建国後の移民・移民規制と奴隷制
 Ⅰ 北部の産業革命とセクション
 Ⅱ 南北戦争前の移民
 Ⅲ 南北戦争前の移民規制
 Ⅳ 南部と移民
第7 章 連邦政府による移民規制の進展
 Ⅰ 公民権、帰化権と南北戦争
 Ⅱ 連邦政府による移民規制のはじまり
 Ⅲ 連邦政府による出入国管理の進展
第8 章 国別割当ての功罪と1965 年の移民法
 Ⅰ 西欧・北欧系の人口構成の維持と国別割り当て
 Ⅱ 1952 年の移民・国籍法と国別割り当て:
  その実像と虚像
 Ⅲ 国別割当ての廃止、1965 年の移民法と公民権運動
第9 章 アメリカの対共産圏戦略と人と物の移動
 Ⅰ 1952 年の移民・国籍法(マッカラン・ウォルター法)
 Ⅱ 対共産圏戦略の変容とアメリカの移民法
 Ⅲ 対共産圏戦略と物の移動の規制(輸出規制)
第10 章 国家安全保障、情報技術革命と「人の移動」
 Ⅰ 国境を越えて移動する学生の増加
 Ⅱ アメリカへの留学生とアジア
 Ⅲ 9.11 テロとアメリカの国際教育交流―出入国
管理の変化と
 Ⅳ ヴィザ・マンティス:
  交錯するヴィザ規制と輸出規制
 Ⅴ 「みなし輸出規制」をめぐる論争
 Ⅵ みなし輸出規制論争
 Ⅷ 逆頭脳流出?
第11 章 2010 年のアメリカのセンサスと代議制民主主義
 Ⅰ 2010 年のセンサス
 Ⅱ センサスと代議員数の変遷
 Ⅲ スペイン領アメリカの遺産
第12 章 州権とアリゾナ州の移民法
 Ⅰ アメリカにおける出入国管理の進展と不法移民
 Ⅱ アリゾナ州と不法移民
 Ⅲ アリゾナ州の移民法と州権論争

関連書

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