事例に見るこの10年危機管理と広報

危機管理と広報 事例に見るこの10年

大槻 茂 編著
四六判 / 256ページ / 並製
定価:1,900円 + 税
ISBN978-4-7791-1922-4 C0034
奥付の初版発行年月:2013年11月 / 書店発売日:2013年11月19日
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内容紹介

会社を救うために必要なこと、それは、
危機を意識した広報革命だ!
広報活動が失敗した企業の原因は?
一方、成功した企業の秘訣はどこにあるのか?
広報のプロがこの10年間の日本企業の広報をメッタ斬り!
【本書を読めば分かること】
●危機管理とは何か?●内部告発はどのように対処すればよいのか?
●新聞社、テレビ局...多様なマスコミとのつきあい方。言ってはいけないセリフとは?
●大企業はどのように驕ってしまったのか? その原因とは? などなど。

著者プロフィール

大槻 茂(オオツキ シゲル)

1945年生まれ。早稲田大学法学部卒。株式会社「広報戦略研究所」代表。青森大学客員教授。1969年4月、読売新聞社入社。社会部、生活情報部、週刊読売編集部などに所属。主な著書に『出張で寄れるうまい店』『喜劇の帝王』(ともに小学館文庫)『新天皇家の人々』(主婦の友社)他

目次

まえがき 
第1章 危機管理と広報
【広報戦略】 情報の管理/効果的情報発信/重要な判断力
【危機管理】 手本はアメリカ/広告・宣伝と広報/失敗の理由
【広報】目的/説明責任/地域社会からの発信/軽視される広報/彼我の差
【企業広報】グループと海外/事業所の広報/平時の備え
【一歩進んだ広報】
1.広報担当者の役割
2.内部告発
 守られない告発者/オリンパスの失態
3.ネガティブ情報の開示
 怪しげなコメント/無駄な言葉いじり
第2章 メディアとは 
【新聞】
1.新聞社の組織
 本社/取材部/地域報道部など
2.新聞記者
 編集員と解説委員/デスクとキャップ/記者は間違える/見事な広報/惨めな広報/記者の関心事/病院の間違い
3.報道への規制
 メディアと規制3法/西山事件/独占禁止法/消費税問題
【テレビ】
1.電波行政
 放送法と表現の自由/NHKと民間放送
2.放送記者
 テレビ記者の取材/記者会見/野村證券のインサイダー取引疑惑
【新聞とテレビの違い】
1.新聞は報道機関
2.テレビは放送機関
 法的規制
【ソーシャルメディア】
1.ネット情報
 インサイダー疑惑/ネット情報の取り扱い
2.課題
 うわさ話やデマが廃れない背景/利用者の数に意味があるのか
3.ソーシャルメディアと新聞
4.その他
第3章 取材対応 
【基礎対応】
1.広報手順
 締め切り時間/広報文書のABC/特ダネ対応
2.記者クラブ対策
 記者クラブとは/アプローチの仕方
3.記者会見
 会見の理由/リハーサ
【社長会見】
1.自らの意志で行う
2.マスコミの求めに応じて行う
3.不意打ちの取材(自宅も含めて)
 家の前で張り込みされた場合の心得
4.ハウツー編
 言っていいことと悪いこと/「嘘」と「言えない」/恨みは忘れない/「隠す」と「開示」/小細工無用/事前レクチャー(事前レク)/取材から逃げない/誰々を知っている/判断するのは記者/見出し/「分からない」と「知らない」/誰に詫びるのか/取材に聖域なし/記者を知る/偏見を捨てる
5.みずほ銀行の暴力団融資問題(2013年9月〜)
 恥の上塗り/コンプライアンス・ゼロ会社のあがき

第4章 事例分析─Ⅰ 
【はじめに】
【電力会社の広報】
1.原子炉の損傷隠し(2002年8月)
 隠ぺいの主役
2.不正事例の調査結果公表(2007年3月)
 東芝の自白/中国電力
3.臨界事故隠し
 北陸電力/不十分な東電の謝罪/ルール遵守意識の欠如
4.官民の特異体質
 地震被害と安全軽視/定期検査見直し
5.九州電力のやらせメール
6.電力会社の広報対応
 内向きの改善策/おごりからの脱却
【JR西日本の広報】(2005年4月
 自ら招いた2次リスク/なかった危機管理策/責任の明確化/懲りない体質/過去の過ち/追補/不透明な弁護士の意見/追補
第5章 事例分析─Ⅱ 
【松下電器の怠慢】(2005年1月
1.概要
 公表の遅れ/不誠実な対応
2.甘かった対応
 原因と背景/情報の滞留/結び
【トヨタの危機管理】(2007年など)
1.米でのリコール対応失敗
 アクセルペダル/フロアマット/新型プリウス
2.反転攻勢の失敗
 トヨタ幹部の記者会見/米の厳しい追及と論調/希薄な危機管理意識
3.言葉いじりの失敗
 「違和感」の違和感/軽い社長発言
4.熊本県での業務上過失致傷事件
 事件の概要/広報の問題点/発表内容の不信/説明の訂正/思い上がり
5.失敗からの教訓
 広報はトップ次第/お粗末な危機管理/結び
4.三井物産

第6章 事例分析─Ⅲ
【みずほ銀行システムダウン】(2002年4月)
1.旧3銀行のDNA
 巨艦が初日に座礁/さらに深まる混乱
2.経済界に責任問う声
 体質温存志向/顧客無視の傲慢さ
3.問題点の分析とまとめ
【三井物産】
1.不正入札事件の前兆
 身内意識/不正を否定
2.外国公務員へ贈賄
 コンプライアンスの強化
3.問題点の分析とまとめ
【雪印乳業の食中毒事件】(2000年6月)
1.食中毒事件の発生/消えた雪印牛乳
2.問題点の分析とまとめ
【日本ハム】(2002年7月)
1.業界最大手の不正
 無力な広報/農水省の自業自得/変わらぬ体質
2.問題点の分析とまとめ
【石原産業の驕り】(2005年から)
1.概略
 フェロシルト事件/新たな不正
2.検証
 産廃の不法投棄/ホスゲン事件
3.広報対応の評価
 染みついた隠ぺい体質/社長交代/不信の連鎖/広報は社会的義務/住民無視のツケ
【川崎重工の広報】(2013年6月)
1.概略
 疑問と問題点
2.広報の役割
【日立と三菱重工の経営統合】(2011年8月)
第7章 成功事例 
【メーカーの偽装請負】(200X年8月から)
1.概略
2.内部告発の理由
 漏えいのパターン/告発の狙い/同業他社による密告もあり得る
3.広報対応
 積極広報/消極広報
4.先手必勝
 緊急会見
【アスベスト問題】(2005年6月から)
1.概略
2.2つの側面
 国際社会の動き/日本の動き/K社の動き
3.マスコミ対応
 マスコミ対応は全てオープンに/毎日新聞のスクープと緊急記者会見/救済金制度の制定と発表
4.広報対応の評価
 評価された理由/結び

第8章 危機管理訓練 
【A産業株式会社】(2012年2月29日)
1.はじめに
2.会見での注意事項
 記者会見の内容
3.説明内容についての評価
 司会・進行/謝罪
4.メディア対応
 社長のガバナンス/説明責任・透明性/結び
【A製作所総合防災訓練】(2003年9月22日)
1.はじめに
 広報体制の問題/メディア対応の考え方/訓練設定
2.電話取材対応
3.広報体制上の問題点
 本社広報到着前/本社広報到着後
4.まとめ
 反省会/総評と課題
あとがき

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