今井武夫と汪兆銘・蔣介石日中和平工作の記録

日中和平工作の記録 今井武夫と汪兆銘・蔣介石

広中 一成 著, 今井 貞夫 資料提供・執筆(特集)
A5判 / 256ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1906-4 C0021
奥付の初版発行年月:2013年07月 / 書店発売日:2013年07月24日
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内容紹介

それでも日中和平に賭けた男たちがいた…

終戦間際まで和平工作の道を探り続けた軍人、今井武夫
(1898-1982、長野県生まれ。最終階級少将。栗林中将の同郷後輩)
が遺した膨大な史料群(国立国会図書館憲政資料室寄託予定)から
約400 点もの写真資料を使用し、工作・戦争の経過をたどり、
日中戦争泥沼化の核心を衝く。
軍人今井のリアルで貴重な記録を一挙公開!

著者プロフィール

広中 一成(ヒロナカ イッセイ)

ひろなか ・いっせい 
1978 年、愛知県生まれ。2012 年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在、三重大学共通教育センター非常勤講師。
専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。戦争体験者からのオーラルヒストリーも行っている。
著書:『「華中特務工作」秘蔵写真帖―陸軍曹長梶野渡の日中戦争』(梶野渡語り、彩流社、2011 年)。『ニセチャイナ―満洲・蒙疆・冀東・臨時・維新・南京』(社会評論社、2013 年)。《中日戰爭真實映像記錄― 一位日本士兵經歷的戰時生活》(曉敏翻譯、中華書局〔香港〕、2013 年)。 

今井 貞夫(イマイ サダオ)

いまい・さだお
1943 年、東京都生まれ。今井武夫の三男。東京大学文学部英文学科卒業。
民間企業勤務を経て、国会議員政策秘書を10 年間務める。2003 年から伊
藤隆東京大学名誉教授の指導のもと、政策研究大学院大学で父・今井武夫が自宅に遺した史料の整理を始め、その成果を『今井武夫関係文書目録〈近現代史料・関係文書目録10〉』(近代日本史料研究会、2007 年)としてまとめた。また、今井武夫の一生を綴った、『幻の日中和平工作 軍人今井武夫の生涯』(中央公論事業出版、2007 年)も刊行した。
史料を元にした著書に『幻の日中和平工作』(中央公論社、2007 年)、
監修に(高橋久志共同)『日中和平工作回想と証言 1937 - 1947』
(みすず書房、2009 年)がある。

目次

 はじめに
第1 章 盧溝橋事件での停戦交渉

 盧溝橋事件の発生
 撤退案をめぐる協議
 支那駐屯軍と第二九軍
 八日の今井の動き
 停戦協定の成立
 華北派兵の経緯

特集 連隊旗手シベリアへ

第2章 汪兆銘工作
 日中の国交断絶
 日中和平工作始まる
 影佐・董会談
 低調倶楽部と芸文研究会
「影佐書簡」をめぐって
 高宗武の来日
 影佐・高宗武会談
 重光堂会談
 蒋介石直接和平の試み―神尾工作
 汪兆銘の重慶脱出
 汪兆銘工作からの離脱

第3章
 桐工作(宋子良工作) 
 小野寺工作の失敗
 鈴木・宋子良会談
 桐工作の開始
 汪兆銘政権設立の延期と桐工作の失敗

おわりに
補録 「今井武夫関係文書」概要
あとがき
今井武夫略歴年表

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