高麗王国の悲哀と三別抄の抗戦蒙古襲来のコリア史

蒙古襲来のコリア史 高麗王国の悲哀と三別抄の抗戦 Korean Historical Stories

片野 次雄 著
四六判 / 238ページ / 上製
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7791-1886-9 C0022
奥付の初版発行年月:2013年04月 / 書店発売日:2013年04月18日
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内容紹介

元寇”という歴史認識で見落とされがちな東アジア、朝鮮半島の
“真相”に迫る物語。

 モンゴルが高麗への侵略を始めたのは一二三一年、高麗は
都を移しながら、三〇年にわたって抵抗を続けた後、元宗(ウォンヂョン)が
ついにフビライに屈服、開京へ戻った一二七〇年に三別抄(サムビョルチョ)が
叛乱を起こし、蒙古軍にも抗戦する。
 この抵抗が、蒙古襲来を遅らせた。三別抄が日本の身代わりとなったとも
いえる出来ごとであった。また、フビライは大帝国を目指して南宋とも
闘争中であり、日本遠征と服属は大戦略の一環であり、急眉の課題で
あったが、高麗軍と元の連合軍の第一次遠征は失敗に終わった。
そして第二次遠征も結果的には失敗に終わるが、この戦争目的は
単に日本占領を目指したものではなかったのではないかという仮説を
展開する。当時も極東における国際政治の影を読むことの重要性を
突きつける好著。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

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著者プロフィール

片野 次雄(カタノ ツギオ)

昭和10年生まれ。民族学的な見地から僻村の取材を行なうかたわら、
李氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。
著書に『李朝滅亡 新潮文庫』(新潮社、1997年)、
『戦乱三国のコリア史』(彩流社、2007年)、『善隣友好のコリア史』
(彩流社、2007年)、『日韓併合』(彩流社、2010年)、『李朝滅亡』
(彩流社、2010年)、『世宗大王のコリア史』(彩流社、2012年)などがある。

目次

◆収録目次◆
はじめに
1 日蓮、国難を予言──立正安国論
2 フビライの野心──大蒙古帝国
3 武臣、崔氏一族の専横──高麗王国
4 蒙古の侵入と高麗の遷都──江華島
5 高麗国王、江都を出る──出陸
6 蒙古使、日本へ向かう──朝鮮海峡
7 三別抄の奮戦──耽羅
8 時宗の強硬策と京都の混乱──鎌倉幕府
9 元の第一次日本遠征──玄界灘
10
 高麗の悲哀とフビライの執念──開京
11
 元の第二次日本遠征──壱岐水道
12
 時宗の死とフビライの挫折──大都
あとがき
関連系図
参考文献
挿入地図 東アジア要図/高麗王国全図
     開京と江華島/珍島と耽羅 
第一次元寇/博多と太宰府
第二次元寇

関連書

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