越境するアメリカン・ルネサンス文学環大西洋の想像力

環大西洋の想像力 越境するアメリカン・ルネサンス文学

竹内 勝徳 編著, 高橋 勤 編著
A5判 / 384ページ / 上製
定価:3,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1876-0 C0098
奥付の初版発行年月:2013年04月 / 書店発売日:2013年04月01日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International Shipping is Not avabilable.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

内容紹介

〈アメリカ文学の誕生〉を読み解く。

アメリカが〈アメリカ〉になろうとしていた頃、
アメリカ文学はいかにして〈アメリカ文学〉となったのか——

アメリカの黎明期に生まれ、いまもアメリカ文学史上に輝くポー、メルヴィル、
ホーソーン、ソロー、ホイットマンらの作品や表象を、当時の社会情勢、経済、
思想といったアメリカン・ルネッサンスの文脈に照らして読み解く。
トランスアトランティックな視点(大西洋両岸を一つの圏ととらえる概念)も導入し、
文学から社会を読み解き、社会から文学を読み解く。

気鋭の文学研究者ポール・ジャイルズの講演記録も掲載。

版元から一言

◎紹介されました!(掲載情報についてはコチラ

著者プロフィール

竹内 勝徳(タケウチ カツノリ)

1960年生まれ、鹿児島大学・教授。
主要業績:『クロスボーダーの地域学』(共編著、南方新社、2011年)、
「"Clap eye on" Captain Pe(g)leg/Ahab--メルヴィルによる『白鯨』の
原稿修正と反ナショナリズムの衝動」『アメリカ文学研究』第46号(2010年)、
“Streaming of Musical of Musical (Un)Consciousness:
Signifyin(g) Process against Definer's Community
 in Toni Morrison's Beloved”『九州アメリカ文学研究』第49号(2008年)。

高橋 勤(タカハシ ツトム)

1958年生まれ、九州大学・教授。
主要業績:『コンコード・エレミヤーーソローの時代のレトリック』
(単著、金星堂、2012年)、『〈移動〉のアメリカ文化学』(共著、ミネルヴァ書房、
2011年)、『「ウォールデン」』(共編著、ミネルヴァ書房、2006年)。

目次

はじめに

【特別寄稿】
ポール・ジャイルズ(田ノ口正悟・渡邉真理子 訳)
「アメリカ文学を裏返すーー環大西洋の海景と全地球的想像力」

==第1 部 大西洋世界の旅と交易==
◆西谷拓哉
「メルヴィルとトランスナショナルな身体
 ——『白鯨』、『イスラエル・ポッター』を中心として」
◆高野泰志
「トランスアトランティック・アペタイトーー
『アーサー・ゴードン・ピムの物語』における食の表象」
◆竹内勝徳
「二つの国家と二つの「富」——エマソンの大西洋経済学」
◆城戸光代
「共和国幻想
 ——マーガレット・フラーのヨーロッパ報告」
◆飯野友幸
「ニューオーリンズのホイットマン
 ーー南部との遭遇、詩人への道」   

==第2 部 ニューイングランドの変容==
◆成田雅彦
「アメリカン・ルネサンスと二つの埋葬
 ーーエマソン、ポー、「理性」のゆくえ」
◆髙尾直知   
「「新しい霊がはいって住みついた」
 ーーオルコット『ムーズ』とイタリア」
◆村田希巳子   
「産業革命によるホーソーン文学の変容
 ーー運河と鉄道を中心として」
◆高橋勤  
「経済と道徳——綿花をめぐる物語」
◆阿部公彦   
「ホイットマンの音量調節」

==第3 部 国家とエスニシティ==
◆稲冨百合子
「『大理石の牧神』における人種問題
 ーーミリアムを中心として」
◆大島由起子
「『クラレル』のニュー・パレスチナと北米先住民」
◆小林朋子
「根なし草(コスモポリタン)の夢想した解放
 ーー経路で読む『ブレイク、あるいはアメリカのあばら家』」
◆井上間従文   
「帝国の「ほつれた縁」、または、生政治の「孤島」たち
 ーーマシーセンとオルソンの『白鯨』論」
◆佐久間みかよ  
「マン島の水夫、「孤島に生まれて」——
 アイルランド移民表象とアメリカン・ルネサンス作家」

ページの上部へ▲

タグ: