アメリカにおけるネットワークと共同体の形成大西洋を越えるハンガリー王国の移民

大西洋を越えるハンガリー王国の移民 アメリカにおけるネットワークと共同体の形成

山本 明代 著
A5判 / 364ページ / 上製
定価:4,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1873-9 C0022
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 書店発売日:2013年03月11日
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内容紹介

19世紀初めから第一次世界大戦までの時期は、ヨーロッパから世界各地へと
約5000万人が移民した大移動の時代であった。
とくにアメリカ合衆国への移民は圧倒的多数にのぼり、その影響は、
単なる送出国と受け入れ国との関係を平板的に見るだけの視点では、
捉えきれないものである。本書は、多数の言語、民族を抱え、複雑で
変化に富んだ文化と社会を形成していたハンガリー王国
(現在のハンガリーとスロヴァキア、クロアチアに加え、ウクライナ、
ルーマニア、セルビア、スロヴェニア、オーストリアの一部を含む領土)の
移民たちの動向を多角的な事例と新しい移民史の視点から、
移民という“移動”の行為が、移民者だけでなく、それを取り巻く社会、
人との関係にいかなる影響をおよぼし、またそれに対応するリアクションが
いかなるものであったかを探る。
同時に、送出国(祖国)との関係がいかように繋がり、また意識されてきたか
を見ることによって、移民(移動)という人類の行為の持つさまざま側面に
光を当てる労作である。

著者プロフィール

山本 明代(ヤマモト アキヨ)

やまもと あきよ
2001年 千葉大学大学院社会文化科学研究科博士後期課程修了(学術博士)
名古屋市立大学大学院人間文化研究科講師、准教授を経て
現 在 名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授
著 書 『ヨーロッパ・ロシア・アメリカのディアスポラ』(共著、明石書店、2009年)
     『北米の小さな博物館2』 (共著、彩流社、2009年)
     『反響する文学』(共著、風媒社、2010年)

目次

序 章
 1.問題の所在
 2.研究史
 3.本書の課題と分析視角
 4.本書の構成
第一部 近代社会の変容と移民
 第1章 移民と家族
 第2章 移民の送出・受け入れ地域と移民の特徴
 第3章 移民をめぐる議論と移民政策
第二部 移民の社会的結合と再編
 第1章 移民の生活世界
 第2章 教会信徒団
 第3章 移民集団の形成と故国の国民化
第三部 労働の場と移民
 第1章 東欧移民の排斥と人種の差異化
 第2章 労働組合と移民労働者
 第3章 ストライキと移民労働者
第四部 記憶とアイデンティティの政治
 第1章 1848年革命とアメリカの移民コミュニティ
 第2章 コシュートの記念碑建設運動
 第3章 第一次世界大戦と移民コミュニティ
 第4章 移民のアーカイブズとエスニック・リヴァイヴァ
ル運動
終 章
付 録
参考文献

索 引

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