名古屋大学英文学会第50回大会記念論集境界線上の文学

境界線上の文学 名古屋大学英文学会第50回大会記念論集

大石 和欣 編著, 滝川 睦 編著, 中田 晶子 編著
A5判 / 262ページ / 上製
定価:3,000円 + 税
ISBN978-4-7791-1865-4 C0098
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 書店発売日:2013年03月22日
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内容紹介

……階級、人種、異文化体験、政治力学、公共圏
ジェンダー、セクシュアリティ、エコロジー、テクスト構造……

越境でもなく、領域横断でもない。
錯綜する境界線上に踏み入り、英米文学の位相をうがつ。

中心が不在化し、異種混淆性(ハイブリディティ)が増殖する現代
境界線は不安定に揺れ、不可視に流転する。
変容し続ける英米文学の境界線の文化的・歴史的意義を照射する。

版元から一言

◉「名古屋大学英文学会会員」13 名による、
名古屋大学英文学会第50 回大会(2011 年)記念論集!

著者プロフィール

大石 和欣(オオイシ カズヨシ)

東京大学大学院総合文化研究科准教授。

滝川 睦(タキカワ ムツム)

名古屋大学文学部教授。

中田 晶子(ナカタ アキコ)

南山大学短期大学部英語科教授。

目次

第I部 移動する境界線
◉エピグラフという境界── T. S. エリオットの場合
  (山口 均/愛知学院大学教養部教授)
◉バーナムの森が動く──『マクベス』における祝祭と境界侵犯
  (滝川 睦/名古屋大学文学部教授)
◉ディケンズと衛生改革――『ドンビー父子』と『我らが共通の友』における汚染と浄化の境界
  (野々村咲子/岐阜工業高等専門学校准教授)
◉ベデカー言説は超えられるのか――「エンペドクレス館」に見るE. M. フォースターの反ツーリズム
  (平林美都子/愛知淑徳大学文学部教授)
◉詩的空間の拡大と変容――ワーズワスにおける精神の動態と功利の記号論
  (小口一郎/大阪大学言語文化研究科准教授)

第Ⅱ部 揺蕩う境界線
◉説明責任の耐えられない重さ──フランシス・バーニーの『セシーリア』における公/私の境界
  (大石和欣/東京大学大学院総合文化研究科准教授)
◉人間と動物の境界線上──ウルストンクラフトの女子教育と感受性
  (川津雅江/名古屋経済大学法学部教授)
◉奴隷制廃止論者ハリエット・マーティノーの『時の人』とジェンダーの境界
  (松本三枝子/愛知県立大学外国語学部教授)
◉踊る偶像――オスカー・ワイルドの『サロメ』におけるクイアな欲望
  (角田信恵/岐阜聖徳学園大学外国語学部教授)

第Ⅲ部 消えゆく境界線
◉消えるディストピア、復元される生――ナボコフの越境
  (中田晶子/南山大学短期大学部英語科教授)
◉アメリカからアメリカへ――『ブレイク』と越境革命
  (進藤鈴子/名古屋経済大学短期大学部教授)
◉メルヴィルの「独身者の楽園と乙女の地獄」に見られる楽園と地獄の境界線
  (林 姿穂/愛知大学助教)
◉アメリカン・ルネサンスと感傷小説の境界線──『ピエール、その曖昧さ』
  (斎木郁乃/東京学芸大学人文社会科学系准教授)

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