明治の精神 持田巽の生涯

明治の精神 持田巽の生涯

持田 季未子 著
四六判 / 236ページ / 上製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-7791-1851-7 C0023
奥付の初版発行年月:2012年12月 / 書店発売日:2012年12月21日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International shipping is not available.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

内容紹介

明治元年に生まれ、水力発電を利用した画期的な小山工場の
建設運営に携わり、富士紡績の躍進を支えた持田巽(たつみ)。
初の評伝。

「財界世話人」和田豊治にその工学の才を見込まれ、大正から昭和初期の
紡績業発展に多大な貢献。吹き荒れる労働争議に直面するかたわら、
後進の教育を率先し、良き家庭人でもあリ続けた。工学士にして実業家、
そして、家を担う父であった巽の生涯をたどり、日本の家族のありかた、
近代日本の産業の輝きを探る。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

持田 季未子(モチダ キミコ)

1947年東京都生まれ。大妻女子大学教授
著書に『絵画の思考』(吉田秀和賞受賞、岩波書店、1992)、
『17 世紀の光—オランダ建築画の巨匠サーンレダム』(岩波書店、2009)、
訳書(共訳)にロータース『ベルリン—芸術と社会』(岩波書店、1995)など。

目次

第一章 笈を負うて(明治元年〜明治三〇年頃)
  黒田藩士の子/明治の大学生/漕艇部の青春
第二章 紡績産業へ(明治三〇年〜明治四〇年頃)
  持田家第八代当主/富士紡創業のころ/技術者の喜び
第三章 芝高輪南町に住む(明治三八年〜大正七年頃)
  大名屋敷の町/大正の子供たち/
  清水組「彩色図」の世界/瓦屋根つき四脚門がある家
第四章 労働争議の矢面に立つ(大正二年〜昭和五年)
  水力発電の完成/押上争議/友愛会を相手に/
煙突男登場
第五章 関東大震災を乗り越えて(大正七年頃〜昭和六年)
  中国進出と大震災/専務取締役時代/第二の人生
第六章 辰弥の死(昭和九年〜昭和十年)
  「みそかにはおととえ三人帰るぞと待つに悲しき便り
  きゝけり」/松島湾大捜索の末に/兄弟の思い/
  手向草/
  「夕映に鼻曲山のかゞやきてあこがれし児ぞ思ひ出さるゝ」
第七章 晩年(昭和一一年〜一八年)
  家督のゆくえ/精神の力

関連書

タグ:ビジネス

ページの上部へ▲

タグ: ,