フォークナーからオコーナーへアメリカ南部小説論

アメリカ南部小説論 フォークナーからオコーナーへ

井上 一郎 著
四六判 / 260ページ / 上製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1820-3 C0098
奥付の初版発行年月:2012年09月 / 書店発売日:2012年09月10日
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内容紹介

アメリカ南部文学はなぜ世界性を獲得したのか?

南部を舞台とした作品を次々に発表したフォークナーのモダニズムに満ちた手法は世界を席巻した。次世代のオコーナーは、アメリカの大衆社会の病巣を鋭く見つめる「ニヒリズムとの闘い」を作品に結実させた…。
 「本書は、アメリカ南部小説についての研究をまとめたものである。第Ⅰ部においては、フォークナーをはじめとした「南部文芸復興」を主導した作家たちの作品、第Ⅱ部においては、オコーナーの作品を論じている。分量的には圧倒的にオコーナーについての論考が多い。筆者の研究の原点はフォークナーにあり、その意味では、世代を超えた二人の南部作家を中心にして、「南部文芸復興」の意味を考え続けてきたつもりである。」(「序論」より)

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

井上 一郎(イノウエ イチロウ)

長崎大学教授。

目次

序 論  

ジョージ・W・ケイブルの「ジャン・ア・ポクラン」――南部的問題 
ウィリアム・フォークナーの「黒衣の道化師」――神の詐欺師性 
ロバート・P・ウォレンの「いちご寒」――現代の「ノアの洪水」
カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』――花開いた言葉 
Ⅱ 
フラナリー・オコーナーの原風景――終末のドラマ 
「パーカーの背中」――オコーナーの課題  
「黒ん坊の像」との出会い――南部の町で  
「善人はなかなかいない」――ミスフィットは本当に「父親殺し」か 
『賢い血』論
 序 
 ニヒリスト 
 偽説教師 
 新しいイエス 
 分 身 
 自 由 

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