メディアと言葉のあいだを読む目の人

目の人 メディアと言葉のあいだを読む

近藤 耕人 著
四六判 / 224ページ / 上製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1795-4 C0070
奥付の初版発行年月:2012年05月 / 書店発売日:2012年05月25日
 ※PayPalでのクレジット払いか代金引換着払いがご利用いただけます
※受注翌々日営業日までに発送します。地域によりますが、2~5日ほどでお届けします。International Shipping is Not avabilable.
注文・返品などについて詳しくは「特定商取引法に基づく表示」のページをご確認ください。

内容紹介

スーザン・ソンタグの名著『写真論』の翻訳でも知られ、
写真、映画、小説、戯曲など、あらゆるメデイアに通暁する著者が放つ映像論。
人間の「目」はどう映像と交叉し、映画と小説のイメージの差異を認知し、
言葉として対象物を記憶していくのか?
ドゥルーズやメルロー=ポンティなどの理論を援用しつつも独自の論を展開し、
メディアを見つめる「私」とは何かを問いかける「近藤まなざし学」!

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

近藤 耕人(コンドウ コウジン)

1933年、東京生まれ。1957年、東京大学英文科卒。明治大学名誉教授。
著訳書に『山高帽と黒いオーバーの背』(近藤耕人著、水声社、2014年)、
『ミメーシスを越えて ヨーロッパ文学における身体と言語』
(近藤耕人著、水声社、2008年)、『石の中から聞こえる声』
(近藤 耕人著、水声社、2007年)、『サミュエル・ベケットのヴィジョンと運動』
(近藤 耕人編著、未知谷、2005年)、『写真との対話』(近藤耕人・管啓次郎編、
スーザン・ソンタグ 他著、国書刊行会、2005年)、
『ドン・キホーテの写真』(近藤 耕人著、未来社、2002年)、
『ベケット大全』 (高橋 康也 著、近藤 耕人・堀 真理子・岡室 美奈子・
田尻 芳樹・森 尚也・井上 善幸 編集、白水社、1999年)、
『アイルランド幻想紀行』(近藤 耕人著、彩流社、1999年)、
『ジェイムズ・ジョイス ユリシーズ百科事典 』
(小川 美彦・近藤 耕人・山崎 勉 著、英宝社、1997年)、
『目と言葉 イメジ論』(創樹社、1996年)、
『映像と言語』(近藤 耕人著、紀伊國屋書店、1994年(1965年))、
『映像・肉体・ことば』(彩流社、1993年)、
『さまよえる人たち 戯曲・三幕』
(ジェイムズ・ジョイス著、近藤 耕人訳、 彩流社、1991年)、
『見ることと語ること 運動の遠近法/セザンヌの色彩と構成面/
フロベールのインクと文字の奥行…』(近藤耕人著、青土社、1988年)、
『見える像と見えない像』 (近藤耕人著、創樹社、1982年)、
『写真論』(スーザン・ソンタグ著、近藤 耕人訳、晶文社、1979年)、
『沈黙の文学 ミラーとベケット』
(イーハブ・ハッサン著、井上謙治・近藤耕人訳、研究社、1973年)、
『眼と言葉 映像言語と想像力』(近藤耕人著、三一書房、1971年)
などがある。

目次

《収録内容》
序論 自然と身体と言語と「私」
Ⅰ 目と映像の交叉
1 映像の終焉
2 映像と目とまなざし
3 白黒言語の現像と時間のイメージ
  ——ベケットとフォークナー
4 フィレンツェの黄昏から甦った顔
5 陰画の水を得て我に還るBOYたち
  ——中川貴司のBOY
6 鏡・レンズ・視線の環——牛腸茂雄の写真
7 頭に目のある仕掛人——浅井昭の仕事
Ⅱ 映画と小説のイメージの差異
1 フォークナーの文体の映像と空白
2 スタインベックの舞台装置
3 ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』
4 ロブ=グリエの文体と映像
5 マルグリット・デュラスの
  『インディア・ソング』
6 トーマス・マンの『ヴェニスに死す』の視線
7 グリーナウェイの言語と映像表現
Ⅲ 記憶と土地をめぐる言葉の戯れ
1 記憶の遠近法
2 地形に住む身体と心の動き
3 チューリッヒの「マーサ」へのジョイス   の手紙
4 ベケットの声と目と骨の三部作
5 ヴィトラックの『権力の座についた子供   たち』における身体と言語
6 マリオン・レイの手紙——ベケットの死の   演出とデリダのまなざしのない言葉の愛

関連書

タグ:映画

ページの上部へ▲

タグ: