ヴィスコンティとデカダンスとしての「近代」二〇一一年の『家族の肖像』

二〇一一年の『家族の肖像』 ヴィスコンティとデカダンスとしての「近代」

淺沼 圭司 著
四六判 / 188ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1778-7 C0095
奥付の初版発行年月:2012年06月 / 書店発売日:2012年06月06日
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内容紹介

東北大震災を機に「無常」を痛感した日本人にとっての「家族」「共同体」「国」、
そして〈絆〉の意義を問う。

東北・盛岡出身の美学者・淺沼 圭司による初の「家族」論。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」(『平家物語』)。自身が「晩年」を
迎えたことを深く意識しつつ、「人はいつ晩年を開始するのか」をめぐって考察を
始める。映画『家族の肖像』を軸に、人口減少問題を抱えた先進諸国が内在
している「頽廃」を探り、哲学的タームの「晩年様式」を積極的な意味に反転
させて、「日常」をいかに生きるかということを内省的に追求する。

著者プロフィール

淺沼 圭司(アサヌマ ケイジ)

1930年、岩手県生まれ。東京大学大学院美学美術史学専攻修士課程修了。
成城大学名誉教授。専攻は、美学、映画理論。
主な著書に『昭和』(水声社、2011)、『ロラン・バルトの味わい』(水声社、
2010)、『〈よそ〉の美学』(水声社、2009)、『物語とはなにか/
鶴屋南北と藤沢周平の主題によるカプリッチオ』(水声社、2007)、
『映画における「語り」について』(水声社、2005)、
『映ろひと戯れ/定家を読む』(水声社、2000)、『ロベール・ブレッソン研究』
(水声社、1999)、『思考の最前線/現代を読み解くための20のレッスン』
(水声社、1997)、『読書について』(水声社、1996)、『映画学/
その基本的問題点』(紀伊國屋書店、1994)、『不在の光景/
映画についての/による断章』(行人社、1983)、『象徴と記号/
芸術の近代と現代』(勁草書房、1982)、『新映画事典』(美術出版社、
1980)、『映画美学入門』(美術出版社、1968)、『ゼロからの美学』
(勁草書房、2004)等がある。

関連書

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