民主化を求めた中国指導者の悲劇汪兆銘と胡耀邦

15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ 4
汪兆銘と胡耀邦 民主化を求めた中国指導者の悲劇

柴田 哲雄 著
四六判 / 256ページ / 並製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-7791-1733-6 C0323
奥付の初版発行年月:2019年10月 / 書店発売日:2019年10月01日
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内容紹介

中国の近現代史で民主化と日本との関わりを考えるうえで
もっとも重要な二人の人物の評伝。
二人の悲劇をたどることで、なぜ中国が長年にわたって
民主化を求めながらも、今日に至るまでそれを実現し得て
いないのか、その構造的要因についても検討する。

汪兆銘
1930年代前半までは、 国民党政府の独裁者・蒋介石の
最大のライバルとして、民主化を強く求めてきた政治指導者。
日本軍に協力したために戦後中国では売国奴とされる。

胡耀邦
その死が天安門事件という悲劇を招くに至った政治指導者。
1980年代に共産党政府のナンバー2の立場から、
民主化を志向する政治改革を成し遂げようとしながらも
失脚させられた。

15歳からの「伝記で知るアジアの近現代史」シリーズ…

欧米中心の偉人伝とは一線を画す、アジアの伝記シリーズ。
その国の歴史でヒーローとして扱われる抗日派だけではなく、
「親日」とみなされてきた人々も積極的に取り上げる。
日本にあこがれ、日本を目指したがために、「現実の日本」と
直接向き合い、格闘せざるを得なかった彼らの目線をとおして、
大人も知らなかった日本の近現代を逆照射する。
日本とアジア、そして世界の歴史が変化していく中で、
彼らはどのように翻弄され、どのような迷いや悩みを抱いたのか――

目的をとげ成功をおさめた偉人ばかりでなく、
挫折し、失意のうちに生涯を終えた人びとの生き様を
中高生に伝える。大人まで!

著者プロフィール

柴田 哲雄(シバタ テツオ)

愛知学院大学教養部准教授。
著書に、
『協力・抵抗・沈黙
―汪精衛南京政府のイデオロギーに対する比較史的アプローチ』
(成文堂、2009年)、
『中国民主化・民族運動の現在―海外諸団体の動向』
(集広舎、2011年)、
『習近平の政治思想形成』
(彩流社、2016年)、
『フクシマ・抵抗者たちの近現代史
―平田良衛・岩本忠夫・半谷清寿・鈴木安蔵』
(彩流社、2018年)等がある。

目次

第1部 汪兆銘の生涯

第2部 胡耀邦の生涯

第3部 救国から救「党」へ

関連書

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