更新情報|

文化財の社会史

文化財の社会史 近現代史と伝統文化の変遷

森本 和男 著
A5判 / 808ページ / 上製
定価: 8000 + 税
ISBN978-4-7791-1536-3 C0021
奥付の初版発行年月:2010年06月 / 書店発売日:2010年06月01日

購入する

版元ドットコムで買う

営業日2~5日でお届けします
お支払は郵便振替(到着後後払い)・クレジットカードがご利用になれます

内容紹介

近代国家が「生み出した」文化遺産とその成り立ちとは?――明治維新後、吹き荒れた廃仏毀釈から、大正時代から昭和前半の史跡保存、国家権力を掌握した軍部ファシズムのもとで展開された史跡保存、戦後のGHQ文書をもとに、敗戦直後のアメリカ占領軍による文化財行政、開発と遺跡を巡る問題など、国家と文化財の関係について論じた初の通史。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

森本 和男(モリモト カズオ)

もりもと・かずお
1955年兵庫県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。
千葉県教育振興財団上席研究員。
著書『遺跡と発掘の社会史』(彩流社)。
共著『古代日本の稲作』(雄山閣)、『国家の形成』(三一書房)、『ロシア狩猟文化誌』(慶友社)、『ロシア極東の民族考古学』(六一書房)その他。
訳書 J,フォーシス『シベリア先住民の歴史』(彩流社)。

目次

☆ 文化財の社会史――近現代史と伝統文化の変遷
★第一部 近代社会と古美術の成立
第一章 近代の幕あけと廃仏毀釈
第二章 近代における古器物・宝物の登場
第三章 殖産興業と珍重される古器物
第四章 勧業の古器物から美術の宝物へ
★第二部 保存に関与した社会層と国民国家
第五章 古社寺保存制度の展開
第六章 各地でおきた古社寺保存運動
第七章 宝物コレクターの社会層
第八章 古社寺保存法の成立と国民国家
★第三部 思想教化としての史跡
第九章 内務省地理局と古跡保存
第一〇章 大正デモクラシーと地方を主体とした保存
第一一章 明治天皇聖跡と国民精神総動員
第一二章 戦時下の史跡保存
★第四部 海外における文化財
第一三章 植民地における史跡・古跡保存
第一四章 日本の中国侵略と文化財
★ 第五部 転生する「伝統文化」
第一五章 GHQと文化財による賠償論・返還政策の変遷
第一六章 略奪文化財の返還
第一七章 軍事記念物から平和記念物へのシンボルの転換
第一八章 情報社会と文化財行政の現状と未来

関連書

ページの上部へ▲

トラックバックURI

コメント / トラックバックはありません コメントを見る/コメントする

コメントをどうぞ