言論派「右」翼の原点鈴木邦男の読書術

鈴木邦男の読書術 言論派「右」翼の原点

鈴木 邦男 著
四六判 / 325ページ / 並製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1517-2 C0095
奥付の初版発行年月:2010年04月 / 書店発売日:2010年04月13日
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内容紹介

破天荒な本だ。思い切り真面目であり、思い切りふざけている…。
「僕の運動をしてきた過去も、人生の歩みも、考えも、未来も、〈全て〉はここにある。…四十年間、右翼運動をやってきたというが、本当は、ただの「読書人」だったのではないか。本を読むように運動をやり、本を読むように人と付き合ってきたのではないか。いや、運動も、事件も、友人も…全ては〈大きな本〉の一ページだったのかもしれない。ずーっと、その〈大きな本〉を読んできただけかもしれない。「本を読む」だけの人生だったのかもしれない。」(「あとがき」より)

著者プロフィール

鈴木 邦男(スズキ クニオ)

1943年、福島県郡山市生まれ。学生時代から右翼・民族派運動に関わる。新聞社勤務を経て、1972年「一水会」を結成、代表に。1999年12月に一水会代表を辞し、顧問になる。
著書には『新右翼』『テロ』『読書大戦争』(以上、彩流社)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『愛国と米国』(平凡社新書)、『日本の品格』(柏櫓舎)、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)などがある。

目次

第1章 出会いと別れの読書術
   
雨宮処凛さんに初めて出会った夜 
      ① とうじ魔とうじさんのライブが全ての始まり 
      ② 糸楽器。数字紙芝居。フォークギター。奇妙なライブだった 
      ③ この瞬間だね、「雨宮処凛」が誕生したのは! 
      ④ 私は『ガロ』のサブカル・ライターでした 
夭折の美学・高野悦子『二十歳の原点』 
      ①「現実」に戻れない人々もいる 
      ② 森田必勝、沖雅也、高野悦子の墓参をしたという 
      ③『アナーキズム』を読み、小田実、高橋和巳を読む 
      ④ スキーを売って、『資本論』を買う! 
    見沢知廉は現代文学の過酷な現場で戦死した 
      ① 「しのぶ会」での福田和也、島田雅彦の挨拶 
      ② 私の言葉は「悪魔のささやき」だったのでしょう
      ③ サブカルの帝王・中森明夫の言葉 
    『私は「悪者」に味方する』の遠藤誠弁護士に最後に会った夜 
      ① 「新左翼と新右翼の禅問答」 
      ② 「おまえがやったんだろう…」 
      ③ 僕にとって先生はまさに神であり、仏だった 
    植垣康博『兵士たちの連合赤軍』とヒトラーの本に学ぶ 
      ① 恋もあり、過激なロマンも… 
      ② 闘う革命マシーンヘの道をひた走る 
      ③ ヒトラーのずばぬけた集金能力 
      ④ 非合法活動だけでは政権はとれない 
    高橋和巳の『邪宗門』と私の思想のルーツ 
      ① 狙い目は『邪宗門』 
      ② 次は『日本の悪霊』を読んだらいい
      ③ 今日の連合赤軍を予言していた 
    中島らもさんが死んだ 
      ①「鈴木邦男の襲撃に備えて武器を集めてる」と… 
      ② 中華料理店の二階でプロレスや武器の話をした。夜中まで 
      ③ 大麻店の主人、スティーブン・セガールの娘も来てたよ。最後の晩餐に

   第2章 大作を読み通す読書術 

    『決定版 三島由紀夫全集』全四四冊を読破した! 
      ① 皆も挑戦してみたらいい。前からでも後ろからでも 
      ② 日本を震撼させた1970年11月25日。その直前の行動が書かれている 
      ③ 皇太子御成婚パレードの「投石少年」について衝撃的文章を書いていた 
探し続けて四十年、読破した大河小説『人生劇場』全十一巻! 
      ① これは現代の話だ! 
      ② 『人生劇場』に触発されて書かれた五木寛之の『青春の門』 
      ③ すべてヒットした映画『人生劇場』 
      ④ 「やると思えば どこまでやるさ…」 
私の原点は司馬遼太郎の『燃えよ剣』だ! 
     ――『新潮現代文学』(全八十巻)を読破した! 
      ① 学生時代の方が「質の読書」をしていたな 
      ② 当時の右翼学生には「竜馬派」と「土方派」があった 
      ③ 沖田総司のように、猫を斬りそこねて死ぬ。いいね 
中里介山の『大菩薩峠』全四一巻を読まにゃ、日本人じゃない! 
      ①『大菩薩峠』の書き出し
      ② 主人公・机竜之助は悪党です 
      ③ 菊池寛と田中智学と北一輝 
      ④ 中里介山の絶望的な女性観 
      ⑤ 赤軍派の大菩薩峠事件 
    今年は、司馬遼太郎の『坂の上の雲』(全八巻)だ! 
      ① 中島誠の『司馬遼太郎と「坂の上の雲」』 
      ② 何故、映像化に踏み切ったのか 
      ③ 俳人の正岡子規と野球 

   第3章 読書戦争・ちくま編 対談・高木尋士×鈴木邦男 

①まずは、初めに『戦後日本思想大系』(全十六巻)を読んでみよう!       
②次は頑張って『現代日本思想大系』(全三五巻)を読んでみよう! 
      ③ これからの課題だね。『近代日本思想大系』(全三六巻)は 
      ④ 芹沢光治良の『人間の運命』(全十四巻)で「刷り込み」と「脱却」を知る 
      ⑤ 活動家の必読書だよ。立花隆の『天皇と東大』は 
      ⑥ 何のために本を読む

   第4章 行動派のための読書術 

      はじめに 
      第一、ノルマを決めて読む 
      第二、併読する 
      第三、全集ものを読む 
      第四、テーマ別に読む 
      第五、メシは食わなくとも本は読む 
      第六、いい友人を持つ 
      第七、気分を変えてもう一度 
      第八、ビラ、パンフなどは読まない 
      第九、カードはとらない 
      第十、サインペンを使う 
      第十一、どこでも読む 
      第十二、金があったらともかく本を買う 
      第十三、いらない本は思い切って捨てる 
      第十四、無償の行為こそが実を結ぶ 

   第5章 何を読んだか――1900年・2000年・2009年

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