山下英一郎の「制服の帝国」シリーズ3部作を1冊に集約!!
第二次世界大戦におけるナチスSSの軍装を当時の貴重な写真を用いて解明。SSの歴史、組織、人物、戦歴、武装SSの全師団、全軍団の解説。階級別の軍装、LAHおよびドイチュラント連隊の小史のほか、外国人義勇部隊や警察部隊も紹介する。オリジナル写真約500点掲載!!
やました えいいちろう 1965年東京都生まれ。歴史学博士(Ph.D.)。立教大学大学院博士課程前期課程西洋史専攻修了。東京渋谷の軍装店「アルバン」店長を経て、1996年よりドイツ軍装専門店「KLAUSE」を主宰。
●著書:『SSガイドブック』1997年、『制服の帝国・アルゲマイネSS』2004年、『制服の帝国・武装SS』2005年(いずれも新紀元社刊)、共著に『武装SS全史1』2001年、『武装SS全史2』2002年(いずれも学研刊)、『ナチ・ドイツ軍装読本』2006年(彩流社)。その他雑誌掲載多数。
【目次】
口絵
第1部 SSの組織
はじめに(『SSガイドブック』(1997年)への序文)
第1章 SS──沿革と組織
ナチ党の成立と発展
コラム ハヌッセンの予言
SSの成立
コラム エアハルト団
一般SS(Allgemeine-SS)
SS全国指導部
1945年時の高級SS・警察指導者一覧
SS本部
コラム ハイスマイヤー事務局(Hauptamt Dienststelle Heissmeyer)
SS人種・移住本部
国家保安本部
特別行動隊(Einsatzgruppen)
秩序警察本部(HauptamtOrdnungspolizei)
強制収容所とSS髑髏部隊
SS人事本部
SS経済・管理本部
SS法務本部
SS作戦指導本部
第2章 SS──武装SS
武装SS
第1SS装甲師団「アードルフ=ヒトラー」
第2SS装甲師団「ダス=ライヒ」
第3SS装甲師団「トーテンコップフ」
コラム デミヤンスク包囲
第4SS警察装甲擲弾兵師団
第5SS装甲師団「ヴィーキング」
第6SS山岳師団「ノルト」
第7SS義勇山岳師団「プリンツ=オイゲン」
第8SS騎兵師団「フローリアン=ガイアー」
第9SS装甲師団「ホーエンシュタウフェン」
コラム ファーレーズ包囲
第10SS装甲師団「フルンズベルク」
第11SS義勇装甲鄭弾兵師団「ノルトラント」
第12SS装甲師団「ヒトラーユーゲント」
第13SS所属武装山岳師団「ハントシャール」
第14SS所属武装鄭弾兵師団「ウクライナ第1」
第15SS所属武装鄭弾兵師団「レットラント第1」
第16SS装甲擲弾兵師団「ライヒスフューラーSS」
第17SS装甲擲弾兵師団「ゲッツ=フォン=ベルリヒンゲン」
第18SS義勇装甲鄭弾兵師団「ホルスト=ヴェッセル」
第19SS所属武装鄭弾兵師団「レットラント第2」
第20SS所属武装鄭弾兵師団「エストニア第1」
第21SS所属武装山岳師団「スカンデアベク」
第22SS義勇騎兵師団「マリア=テレージア」
第23SS所属武装山岳師団「カーマ」
第23SS義勇装甲鄭弾兵師団「ネーデルラント」
第24SS所属武装山岳師団「カルストイェーガー」
第25SS所属武装鄭弾兵師団「フニャデイ」
第26SS所属武装鄭弾兵師団「ハンガリー第2」
第27SS義勇鄭弾兵師団「ランゲマルク」
第28SS義勇装甲鄭弾兵師団「ワローニエン」
コラム チェルカッシー包囲からの脱出
第29SS所属武装鄭弾兵師団「ロシア第1」
第29SS所属武装鄭弾兵師団「イタリア第1」
第30SS所属武装擲弾兵師団「ロシア第2」
第31SS義勇擲弾兵師団「ベーメン=メーレン」
第32SS義勇装甲擲弾兵師団「1月30日」
第33SS所属武装騎兵師団「ハンガリー第3」
第33SS所属武装擲弾兵師団「シャルルマーニュ」
第34SS義勇擲弾兵師団「ラントシュトルム・ネーデルラント」
第35SS警察擲弾兵師団
第36SS所属武装鄭弾兵師団「ディルレヴァンガー」
第37SS義勇騎兵師団「ルッツオー」
第38SS装甲擲弾兵師団「ニーベルンゲン」
イギリス義勇軍
インド義勇軍
スウェーデン義勇兵
スペイン義勇兵
フィンランド義勇軍
SS空挺部隊
バンデンカンプフェアベンデ
コラム クルスクの戦闘
SS軍団(1942〜1945)
SS軍集団
第3章 資料編
一般SSの制服
一般SSの徴章・装備
武装SSの服装
迷彩の開発
SS人物録
SS関連年表
SS階級比較一覧
SS組織図
第2部 写真で見るアルゲマイネSS
『制服の帝国──アルゲマイネSS編』(2004年)への序文
SS制服小景
初期SSの制服
一般SSの儀式
一般SSの野外活動
黒服-Schwarzerdienstrock
側近たち
ライヒ保安本部(Reichssicherheitshauptamt)の制服
隊列はほぼ組まれている!
SSの神々
第3部 写真で見る武装SS
『制服の帝国──武装SS』(2005年)への序文
第1章・オリジナル写真で検証する武装SSの階級と軍装
Waffen-SSの階級
SS二等兵(SS-Mann)の軍装
SS上等兵(SS-Sturmmann)の軍装
SS伍長(SS-Rottenführer)の軍装
SS軍曹(SS-Unterscharführer)の軍装
WSS曹長(SS-Scharführer)の軍装
SS上級曹長(SS-Oberscharführer)の軍装
SS高級曹長(SS-Hauptscharführer)の軍装
SS突撃曹長(SS-Sturmscharführer)の軍装
SS少尉(SS-Untersturmführer)の軍装
SS中尉(SS-Obersturmführer)の軍装
SS大尉(SS-Hauptsturmführer)の軍装
SS少佐(SS-Sturmbannführer)の軍装
SS中佐(SS-Obersturmbannführer)の軍装
SS大佐(SS-Standartenführer)の軍装
SS准将(SS-Oberführer)の軍装
SS少将(SS-Brigadeführer)の軍装
SS中将(SS-Gruppenführer)の軍装
SS大将(SS-Obergruppenführer)の軍装
コラム 武装SS大将……2人のクリューガー
第2章 武装SSの源流
ライプシュタンダルテSS・アードルフ・ヒトラー
LAH新連隊旗授与式
アードルフ=ヒトラー師団小史
SS-VT・ドイチュラント連隊小史ーあるSS隊員の記録
コラム ドイツの小銃-マウザーK98k
第3章 武装SSの諸相
武装SSと戦争報道──SS-Kriegsberichter
武装SSと兵器──Feuerwaffen der Waffen-SS
武装SSと装甲車両──Pnazer und Anderekampfwagen der Waffen-SS
武装SSと補給──Nachschub der Waffen-SS
武装SSの光景──Panorama der Waffen-SS
君は武装SSを見たか?──Haben Sie die Waffen-SS gesehen?
第4章・おわりに
──武装SSとは何か?Was ist die Waffen-SS?
武装SS概論
武装SSの兵力
参考文献一覧
事項索引
人名索引
あとがき
主要参考文献・参考サイト 我々が日常身につけている洋服のスタイルは驚くほどミリタリーに由来する。本書は、西欧服飾の通史、特に服飾全体をリードした軍服の歴史をたどり、それが今日のスーツ・ファッションにどう影響を与えているのかを、時系列的に概観する。
2011 年 1 月 10 日 8:02 AM
彩流社 御中
「制服のの帝国」を購入しました、ボリュームもあり大変素晴らしい内容と思います。内容に関して一部わからない点ありますので、お時間あればお教えください。
第一に、「秩序警察」に関してです。
P124~125(人員構成)とP129(内訳)に秩序警察の同じような表がありますが、その内容に関しての質問です。
(P124は1940年8月20日付け、P129は8月1日付けの違いはあります。)
1・P125の表には武装SS出向は欄外ですが、P129には欄内に記載してあります。何か意味があるのでしょうか。
2・またP124~125の「ドイツ国外派遣人員」や「上記の国以外」、「国防軍出向」の野戦警察・沿岸警察将校・軍政部がP129には含まれ
ておりません。この違いは何でしょうか。
3・P129の警察連隊が101個大隊ですが、P124の海外派遣は40個大隊です。この違いは何でしょうか。カウント方法の違いですか。
4・P124 予備警察将校9120人 巡査・巡査部長82380人
P129 予備警察将校 120人 巡査・巡査部長91380人
20日間で階級の昇格があったのでしょうか。
同じような図表が掲載されているのですが、同じ用語が違う訳語で記載されていたり、記載項目が微妙に違っていたりして内容意味が理解できなかったので質問いたしました。
第二は、「強制収用所と髑髏部隊」の項でP138上から17行目の「左向き髑髏は」は文脈とは関係ない表現と思いますが、誤植でしょうか。
(巻末の事項索引にもこのページのこの部分「左向き髑髏は」はありませんので。)
第三は、P351とP485の階級にたいする日本語訳(P351の「伍長」~「准尉」、P485の「SS二等兵」~「SS突撃曹長」)が同じドイツ語に対して違う訳語が当てられています。
私の理解不測でしたら大変申し訳ありません。
今後ともこのような素晴らしい意内容の書籍の出版を期待しております。
2011 年 6 月 2 日 10:07 AM
上田敏仁様
「制服の帝国」をご購入いただいたとのこと、まことにありがとうございました。
くわえて詳細にお読みいただいたようで、重ねて御礼申し上げます。
著者の山下氏は渡欧することも多く多忙のため全て完全にお答えできませんが、分かる範囲で上田様のご質問にお答えいたします。
本書は既刊本の3冊の合本という性質上、表記の統一がされていない部分がどうしても出てきてしまっております。どうかご理解ください。
それでも相当は時間をかけて、かなりの部分の表記の統一はしましたが、やはり、すべて完全に統一することは、それぞれの本の編集者も違っていて、さらに統一することによってそれぞれの本の文脈に混乱をきたすところもあったので、完全統一はできませんでした。
本書の秩序警察や当時の表を訳して使った部分については、資料の引用の訳なので改変はしないで、基本的にそのまま訳しており、日付によって一部違いが出てくるのは、やむを得ないとのことです。
20日で階級の昇進があるということも、まったくないともいえません。
他の部分についても様々な文献からの引用については、それぞれの本の引用という性質上、やはりどうしても、それぞれの本によってデータに差異が出てきてしまうそうです。
階級表については、あくまで相当する日本軍の階級ということなので、どちらが絶対的に正しいということもなく、それぞれの本が出た時の訳をそのまま採用しました。
確かに読者からみると分かりにくい部分もあると思うのですが、どうかご理解ください。
以上ですが、ちゃんとした答えになっていないかもしれませんが、
上田様のご意見も参考にしつつ、今後の編集に役立てたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。