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『志ん生的文楽的』『大落語(上・下)』『哲学的落語家』と激しく連打された平岡的落語論。遂にアノ快楽亭の《毒落語》を徹底解剖した!
(1)オマン公社(2)川柳川柳の芝浜(3)けとけと(4)朝鮮人の恩返し(5)英国密航(6)怪物忠臣蔵(7)全女番(8)人性劇場(9)せむし茶屋(10)イメクラ五人廻し(11)オナニー指南(12)文七ぶっとい(13)道具屋・松竹篇(14)蛙茶番(15)紀州飛脚(16)快楽亭のお血脈というブラックによる「毒落語」を、「極端観念」と「シュルレアリスムの手法」とで押しまくるマチャアキ的ソロ。「落語コード」を分解し新たな「批評モード」を創造。「落語」そのものを超えてしまった批評。
1941年東京・本郷生まれ。早稲田大学文学部中退。1963年『赤い風船あるいは牝狼の夜』を刊行、猥褻図画頒布容疑で指名手配を受ける。1964年現代思潮社から『韃靼人宣言』を刊行し評論家デビュー。1970年代後半以降、新左翼の退潮後は、主に辺境に位置する文学や芸能の評論分野で活躍。1993年『浪曲的』により斎藤緑雨賞受賞。1992年から1994年まで「ハマ野毛」を編集・刊行。荻野アンナ・田中優子・種村季弘らが参加。また「野毛大道芸」にもプロデューサー的に関わる。近年は落語論を続々と刊行。100冊を超える著書を有するがそのほとんどが文庫化されてはいない。最高にグルーブする平岡節は永久に不滅である。まさにクリティック・コロッサス!
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