熊野古道――伊勢から熊野へと向かう道にはもう一つの道があった。人はなぜ遠回りをしたのか! 南北朝時代にそこへ行って祈る必要があったからだ。祈りの場が伊勢と熊野を結びつけていたのである。敗者の歴史を解き明かす旅。
桑野淳一
1951年新潟県生まれ。日本旅行作家協会会員。
学生時代より国内外を歩き、広く紀行書を刊行している。
本書は熊野古道を往来しながら、その脇道の魅力と歴史に思いを馳せながら書き上げたものである。三重県津市在住。
《著書》
『越後 毒消し売りの女たち』(彩流社 2008年)
『仏都バンコクを歩く』(彩流社 2007年)
『タイ駐在のタイ入門』(連合出版 2007年 共著)
『タイの古寺を歩く』(連合出版 2005年)
『韓国古寺紀行』(彩流社 2001年)
『ブラジル夢紀行』(彩流社 2000年)
『ルソン放浪』(連合出版 1999年)
『ヘッセと歩くドイツ』(彩流社 1999年)
『中国清濁旅物語』(連合出版 1998年)
『インドネシア放浪(連合出版 1997年)
《収録内容》
第1章 南 島 —— 自然が織り成す美しい海岸
1 道行竈
2 大方竈
3 棚橋竈
第2章 熊 野 —— 甦る命
1 熊野信仰
2 熊野詣
3 現世の覇者
4 神仏あわせ呑む
5 山海の地
第3章 吉 野 —— 南朝の都
1 吉 野
2 公武分裂
3 北畠の奮闘
4 伊勢の地
5 南朝の逆襲
6 南朝の凋落
第4章 伊 勢 —— 神宮と東宮
1 伊勢神宮
2 南島町東宮
3 離合集散
4 伊勢商人の系譜
5 河村瑞賢の活躍
6 甦る武家の門
第5章 幻の里 —— 祈りの地
1 春の到来
2 祈りの風景
熊野古道――伊勢から熊野へと向かう道にはもう一つの道があった。人はなぜ遠回りをしたのか! 南北朝時代にそこへ行って祈る必要があったからだ。祈りの場が伊勢と熊野を結びつけていたのである。敗者の歴史を解き明かす旅。
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