あるイギリス兵捕虜の手記憎悪と和解の大江山

憎悪と和解の大江山 あるイギリス兵捕虜の手記

フランク・エバンス 著, 糸井 定次 訳, 細井 忠俊 訳
四六判 / 392ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-1454-0 C0023
奥付の初版発行年月:2009年07月 / 書店発売日:2009年07月30日
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内容紹介

第二次世界大戦中、日本でなにが行われていたのか――。日本人が耳をかたむけるべき歴史の証言。

第二次世界大戦中、香港で日本軍の捕虜となったある英国軍兵士。京都・大江山俘虜収容所へ移送されたかれを待ち受けていたのは、ニッケル鉱山での過酷な強制労働、暴力、飢え、疫病、そして相次ぐ仲間たちの死だった。この壮絶な戦争体験を生き延びたエバンス氏は、戦後、僚友の慰霊のため来日。これをきっかけに、京都府加悦町とウェールズ・アバリスツイスの交流が始まり、現在も高校生の相互派遣交流が継続的に行われるなど、平和の架け橋となった。本書は、エバンス氏の体験した戦争と、時を経た日本人との心の交流、和解へ至る道を綴ったドキュメントである。訳者による詳細な解説を付す。

著者プロフィール

フランク・エバンス(エバンス,フランク)

イギリス・ウェールズ生まれ。第二次大戦中に日本軍の捕虜となり、大江山俘虜収容所に収容される。その体験を記した手記『Yn Nwylo'r Nippon』(ウェールズ語)を1981年に発表。1984年来日。翌年、和解の記録を加えた本書『Roll call at Oeyama: P. O. W. Remembers』(英語)を刊行。1996年、79歳で逝去。

糸井 定次(イトイ テイジ)

1936(昭和11)年、京都府与謝郡山田村に生まれる。京都府立加悦谷高等学校、京都学芸大(現京都教育大
)英文学科卒業。京都市内の中学校、京都府北部の高等学校に勤務。京都府立大江高校、網野高校、工業高校で校長を歴任。1971(昭和46年)イーストウェスト・センターより奨学金を得てハワイ州立ハワイ大学大学院留学。MA in Teaching English as a Second Language を取得。元近畿大学豊岡短期大学特任教授。現在、与謝野アバリスツイス友好協会副会長。訳書に『Ana-jizo inYoshizu(吉津の穴地蔵)』(あまのはしだて出版、1996年)がある。

細井 忠俊(ホソイ タダトシ)

1949(昭和24)年、京都府与謝郡加悦町に生まれる。京都府立加悦谷高等学校、横浜市立大学文理学部文
科(国際関係論専攻)卒業。カナダ、バンクーバーの州立ブリティッシュ・コロンビア大学へ留学、歴史専攻でMaster of Arts 取得。ブリティッシュ・コロンビア大学、バンクーバー・コミュニティカレッジ、ダグラス・カレッジの講師を経て、1987 年ダグラス・カレッジ国際教育センター長に就任。2007年退官。共著に『ホームステイ&留学の英会話』(アルク、1993年)、『留学&ホームステイのための英会話』(アルク、2006年)がある。

関連書

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