東京メトロ副都心線開通という明るい話題とは裏腹に、「ゲイの街・二丁目」は今や風前の灯火。このような現状を踏まえ、街の黎明期から現在までを徹底検証。住民の同性愛者についても掘りさげる。さらには従来のゲイ関連書の死角となっていた資料を渉猟、著者自身の実体験にもとづいた考察と多角的で独自のアングルからの問題提起を行う。読者がゲイであるかいなかは問題ではない。どちらにしても興味深く読める。「資料性の高さ」と「読み物としてのおもしろさ」の両立を! というわけでまずはとにかく読んでみてください。
ライター/「薔薇族」副編集長。1964年静岡県生まれ。1995年より「さぶ」「アドン」「薔薇族」等、主なゲイ雑誌で小説を連載、2003年より「バディ」で連載をスタート。その他、ゲイ向けPCゲームのシナリオを共同執筆するなど、ゲイカルチャーの喧伝・発信を積極的に展開。2007年4月から三度目の復刊を果した「薔薇族」の副編集長として、企画・取材・執筆・組版・デザイン・販売まで、すべてを一人でこなし、季刊のペースを維持するまさに超人である。
(1)拡大する新宿東口繁華街
(2)なぜ新宿二丁目は「ゲイタウン」となり得たか?
(3)「ゲイタウン」とバブル景気
(4)「90年代ゲイブーム」の功罪
(5)21世紀には旧来型「ゲイ文化」の淘汰が始まった!
(6)新宿二丁目が直面するさまざまな脅威
(7)新宿二丁目のサバイバルは可能か?
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