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日本に残る伝統的な昔気質の多彩な職人世界を描き続けてきた連作の第五作、最終回である。 今回は〈畳大工〉から〈農家人〉まで、高度成長の時期を間に挟みその独特の職人世界を生きてきた庶民の哀感を描く好著。
著者略歴 杉本利男(すぎもと・としお) 昭和13年 福井県生まれ、中央大学大学院(哲学・博)満期退学 日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員など 著 書(小説) 「ジパングの風」「ホワイト・パラダイス」「ぼくの弟 志郎」 「グリーン先生を告訴します」(彩流社)、 「渦外の人」「唐変木」(揺籃社)、 「錆びた十字架」「うぶげの小鳥」「ぼくの偏見」「深海魚」(永田書房) 、「石燈籠」「深彫り」、「諸志百家」壱~参「くるくるサイクル」・「野面吹く風」・「越前武士」(吟遊社・(参)レゾナンス出版) 「諸志百家」四「鋏と老人」(彩流社)、他多数あり。
牛と団扇――諸志百家 五
只見一路と三畳の間 畳大工
不確かな噂 参 事
三面川小景 鮭っ子
夢うつつ 車 や
スペッシャル・ドリンク 朝市売り子
TANAKA TOKEI 時計修理士
牛と団扇 農 家 人
シリーズ『諸志百家』を終えるにあたり
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