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アメリカ南部に生きる

アメリカ南部に生きる ある黒人農民の世界

セオドア・ローゼンガーテン 著, 上杉 忍 訳, 上杉 健志 訳
A5判 / 604ページ / 上製
定価: 5000 + 税
ISBN978-4-7791-1162-4(4-7791-1162-5) C0022
奥付の初版発行年月:2006年05月 / 書店発売日:2006年05月09日

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内容紹介

「語り部ネイト・ショウは、アラバマ州出身の綿作農民で、元奴隷の息子として、1885年に生まれ、1973年に死亡した。この物語は、すべて彼自身の言葉で書かれており、読者を一人の男の自己実現の旅に導いてくれる。その精神史は、白人にとっては謎に包まれている。……彼の言葉を聴くことなしには、20世紀アメリカ史の記録が不完全であることは疑いない。ネイトの経験は普通の黒人の経験から突出したものではなかったが、その経験を語りに構成し、その真実を伝える彼の才能は、並はずれていた。皆さんは、奴隷から解放された黒人の労働史やシェアクロッピング(刈り分け小作)制度や小作農業制度がどのように機能していたのかを学んだり、近代化の圧力の下での黒人家族の形成、分解の有様を知ることもできる。しかし最終的には、読者の心にはこの物語の文学的卓越性が余韻として残るに違いない」(「日本の読者へ」より)

著者プロフィール

セオドア・ローゼンガーテン(ローゼンガーテン T(セオドア))

Theodore Rosengarten 1944年ニューヨーク市ブルックリン生まれ。アマースト大学卒。ハーヴァード大学で博士号(1975年、歴史・アメリカ文明)。人種関係史、環境研究、ホロコースト研究に関する博物館展示、公立学校教育プログラム、歴史的建造物再建・都市計画プロジェクト・コンサルタント、デューク大学、ハーヴァード大学、サウスカロライナ大学などで、客員教授、特任教授。著書:Tombee:Portrait of a Cotton Planter.1986 他。

上杉 忍(ウエスギ シノブ)

1945年中国大連生まれ。東京都立大学卒。1975年一橋大学大学院博士課程修了、一橋大学で博士号(1997年、社会学)。静岡大学人文学部を経て、現在、横浜市立大学教授。著書:『アメリカ南部黒人地帯への旅—黒人運動の源流をたずねて』(新日本出版社、1993年)、『公民権運動への道—アメリカ南部農村における黒人のたたかい』(岩波書店、1998年)『二次大戦下のアメリカ民主主義—総力戦の中の自由 講談社選書メチエ』(講談社、2000)ほか。

上杉 健志(ウエスギ タケシ)

1975年神奈川県生まれ。サイモンフレーザー大学卒(1999年、物理学、2000年、人類学)、カナダ・マッギル大学で修士号(2003年、人類学)、現在、同マッギル大学人類学博士課程在学中。この間、スペイン、中国、ヴェトナムにそれぞれ約6ヶ月語学研修留学。修士論文:Slippery Bridge:Chinese Diaspora and Narratives of Self and Community(McGill University.2003)

関連書

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