米華相互防衛条約 参戦条項にみるアメリカ軍台湾海峡紛争と尖閣諸島問題

台湾海峡紛争と尖閣諸島問題 米華相互防衛条約 参戦条項にみるアメリカ軍

毛里 一 著
四六判 / 166ページ / 上製
定価:1,800円 + 税
ISBN978-4-7791-1884-5 C0031
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 書店発売日:2013年03月25日
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内容紹介

歴史は繰り返す? 日米安保の参戦条項の実行性は……
 一九五八年八月二三日、中国人民解放軍は金門島を砲撃、戦端は切られたが、
  アメリカ軍は参戦せず、軍事援助と後方支援に終始した……。

 日本は国家の防衛について、米国との安全保障条約を最後の頼みとしているが、
中国が軍事力を行使して尖閣諸島への上陸を企図した場合、果たして
日米安全保障条約は有効に機能するであろうか。
 米華相互防衛条約の4、5条と日米安全保障条約の4、5条
(いわゆる参戦条項)は、日米条約のほうが、詳細であるが、
その趣旨に違いはほとんどない。そして日米安保条約第5条の適用には、
幾つかの条件がある。
 現在、台湾は中国との実質的な国境地帯として金門・馬祖の
大陸沿岸諸島を領有している。しかし、この諸島の維持のために数度の
軍事的紛争を経験した。その経験は、わが国が尖閣諸島を保持するために
どのような行動を為すべきかについて示唆を与える。
米華相互防衛条約と台湾海峡紛争の歴史を知ることは、極めて重要である。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

毛里 一(モリ ハジメ)

元航空自衛官 防衛大学校安全保障研究科卒業(社会科学修士)。

目次

はじめに
第一章 米華相互防衛条約
 第一節 条約提案以前の状況
 第二節 国民党政府からの条約提案
 第三節 第一次台湾海峡危機とダレス国務長官の国連停戦案
 第四節 国民党政府の停戦案反対と条約交渉の開始
 第五節 防衛条約締結交渉
第二章 条約下の米国と国民党政府の関係
 第一節 第一次台湾海峡危機における軍事作戦協力
   1 一江山島陥落と報復爆撃╱2 大陳諸島撤退作戦
 第二節 米・中国共産党政府会談と国民党政府
 第三節 国民党政府軍の増強
   1 空軍建設╱2 陸軍予備師団建設
 第四節 台湾への戦術ミサイル配備
第三章 第二次台湾海峡危機の勃発
 第一節 一九五八年七月までの中国共産党政府情勢と中東情勢
 第二節 米・中国共産党政府会談の中断と国民党政府
 第三節 中国人民解放軍と国民党政府軍の準備状況
   1 一九五八年七月の状況╱2 一九五八年八月の状況
 第四節 米国、国民党政府それぞれの危機対応協議
   1 国民党政府の協議と米国への要求╱2 米国政府の協議と対応
第四章 八・二三砲撃戦の開始と米華共同コミュニケの発表
 第一節 八月二三日から一〇月二五日までの砲撃戦の状況
 第二節 国民党政府の米国への協力要求
 第三節 米国の対応
   1 軍事協力の決定 ╱2 政治協力
 第四節 ダレス長官の訪台と米華共同コミュニケ
第五章 米華相互防衛条約の終焉
   1 米ソ中、三極構造の現出
   2 米中国交樹立と米華相互防衛条約の破棄
おわりに
関係年表
付録 米華相互防衛条約╱台湾関係法╱台湾決議

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