韓国、開発動員体制の二重性朴正煕 動員された近代化

朴正煕 動員された近代化 韓国、開発動員体制の二重性

曺 喜昖 著, 李 泳釆 監訳・解説, 牧野 波 訳
A5判 / 300ページ / 上製
定価:3,200円 + 税
ISBN978-4-7791-1839-5 C0022
奥付の初版発行年月:2013年02月 / 書店発売日:2013年02月01日
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内容紹介

1979年に暗殺された朴大統領について、日本で紹介されている本では
功績を讃えたものが多いが、本書は、いま、ふたたび韓国社会の中で
台頭しつつある朴正煕体制を左派・市民運動の立場から改めて非常に
高い質で論を展開した本である。朴正煕によって弾圧された民主化運動
の中心的な学者であり、韓国市民社会でもっとも著名な著者に
よる本書は、2010年の出版後、韓国では増刷を重ね、高い評価を
受けており、日本社会でも現在の韓国社会の政治情勢を理解する上で、
非常に有益な手引き・理論書となるだろう。

◎背景◎
韓国では、2012年12月に大統領選挙がある。
そこに、朴槿恵(パククネ)が立候補を表明している。彼女は、韓国で
いまだに絶大な人気を有し、日本との関係が大変に深い朴正煕
(パクチョンヒ:1917~1979年)元大統領の長女として有力視
されている。
朴正煕は、第5~9代(在任:1963年-1979年)もの長期にわたり
大統領を務めたが、その統治は開発・軍事独裁として知られ、
反共・保守の立場からは、「熱狂的な支持者」と賞される一方で、
市民(運動)の立場からは民主化を抑圧したとして「猛烈な反対者」
も生んだ。

著者プロフィール

曺 喜昖(チョ ヒヨン)

1956年生まれ。ソウル大学社会学科卒、延世大学社会学科博士。
2003年『文化日報』世論調査で「韓国の代表的な進歩的知識人」に、
同年『時事ジャーナル』調査で「一番影響力のある知識人」にも選定される。
現在、聖公会大学教授。・NGO大学院教授、民主化のための
全国教授協議会代表、市民団体「参与連帯」執行委員、副委員長、
米国USC大学、カナダUBC大学、台湾新世大学、
日本では恵泉女学園大学客員教授も務める。
聖公会大学民主主義研究所所長歴任。70年代ソウル大学在学中に
軍事独裁政権に反対して投獄され、80年代には大学院などで社会学
を専門にしながら、韓国の「社会構成体論争」を展開した講壇の学者。
90年代、韓国の代表的な市民団体「参与連帯(PSPD)」を、
現在のソウル市長・朴元淳(パク・ウォンスン)とともに立ち上げ、
韓国で市民運動による民主化運動をリードしてきた
代表的な市民運動家。
光州5・18財団、韓国民主化運動記念事業会、
聖公会大学民主資料館などの立ち上げにも関係した
韓国民主化運動の方向性をデザインした組織化でもある。
現在、1000名以上の教授を会員とする「民主化のための全国教授協議会」の
代表を務めながら韓国の社会運動と知識人運動の連携に中心的な役割を
している。
本書の出版にあわせ、来日講演予定!

李 泳釆(イ ヨンチェ)

1971年、韓国・全羅南道生まれ。恵泉女学園大学教員。98年来日、
慶應義塾大学大学院単位取得卒業。専門は日韓・日朝関係。
市民団体の交流コーディネーター。
著書に『「IRIS」でわかる朝鮮半島の危機』
(李泳釆:朝日新聞出版書籍編集部 著、朝日新聞出版、2010年)、
『なるほど!これが韓国か 名言・流行語・造語で知る現代史 朝日選書』
(李泳釆:韓 興鉄 著、朝日新聞社出版局、2006年)、
『韓流がつたえる現代韓国 「初恋」からノ・ムヒョンの死まで
シリーズ平和をつくる 5』(李 泳釆著、梨の木舎、2010年)、
『写真と絵で見る北朝鮮現代史』
(金 聖甫 他著、韓興鉄、李泳釆訳、コモンズ、2010年)など。

牧野 波(マキノ ナミ)

東京外国語大学大学院博士課程在籍。

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