アメリカにおける都市危機の表象ゲットーを捏造する

ゲットーを捏造する アメリカにおける都市危機の表象

ロビン・D・G・ケリー 著, 村田 勝幸 共訳, 阿部 小涼 共訳
四六判 / 328ページ / 上製
定価:2,900円 + 税
ISBN978-4-7791-1246-1 C0030
奥付の初版発行年月:2007年04月 / 書店発売日:2007年04月19日
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内容紹介

人種・階級・ジェンダーなどの連動性に注目し、都市における労働運動や反人種主義・反性差別主義的な抵抗運動からヒップホップやグラフィティ、ブレイクダンスなどを“文化戦争”という観点から読み解く問題提起の書。

著者プロフィール

ロビン・D・G・ケリー(ケリー,ロビン・D.G.)

1962年生まれ。南カリフォルニア大学歴史学部およびアメリカ研究&エスニシティ・プログラム兼任教授。主要著書に『Hammer and Hoe: Alabama Communists during the Great Depression(Fred W Morrison Series in Southern Studies)』 (Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1990) 『Race Rebels: Culture, Politics, and the Black Working Class』 (New York: Free Press, 1994)『Freedom Dreams: The Black Radical Imagination』(Boston: Beacon Press, 2002、訳書『フリーダム・ドリームス アメリカ黒人文化運動の歴史的想像力』(ロビン・D・G・ケリー 著、高廣凡子・篠原雅武 訳、人文書院、2011年12月)) 。『Catching Hell in the City of Angels: Life And Meanings of Blackness in South Central Los Angeles (Critical American Studies)』 Robin D. G. Kelley Joao H. Costa Vargas (ペーパーバック - Univ of Minnesota Pr (2006/8/26)) 『To Make Our World Anew: A History Of African Americans To 1880』 Robin D. G. Kelley Earl Lewis (ペーパーバック - Oxford Univ Pr (T) (2005/06) )『To Make Our World Anew: A History of African Americans Since 1880』 Robin D. G. Kelley Earl Lewis (ペーパーバック - Oxford Univ Pr (T) (2005/04) ) 『Scottsboro, Alabama: A Story in Linoleum Cuts』 Robin D. G. Kelley、Lin Shi Khan、Tony Perez、 Andrew H. Lee (ペーパーバック - New York Univ Pr (2003/09) ) 『A Disjointed Search for the Will to Live』 Shaka N'Zinga』 Robin D. G. Kelley (ペーパーバック - Soft Skull Pr (2003/03) ) 『Three Strikes: Miners, Musicians, Salesgirls, and the Fighting Spirit of Labor's Last Century』Howard Zinn、Dana Frank、 Robin D. G. Kelley (ペーパーバック - Beacon Pr (2002/09) ) 『The White Architects of Black Education: Ideology and Power in America, 1865-1954 (Teaching for Social Justice, 6)』 Robin D. G. Kelley William H. Watkins (ペーパーバック - Teachers College Pr (2001/04) )
『 Discourse on Colonialism』 Aime Cesaire、Aime Csaire、Robin D. G. Kelley、 Joan Pinkham (ペーパーバック - New York Univ Pr (2000/12) ) 『Yo' Mama's Disfunktional!: Fighting the Culture Wars in Urban American』 Robin D. G. Kelley (ペーパーバック - Beacon Pr (1998/10)本訳書(→日本版タイトル『Inventing the Ghetto:Representations of America's Urban Crisis 「ゲットーを捏造する アメリカにおける都市危機の表象」、村田 勝幸・阿部 小涼 訳、彩流社、2007年) ) 『Manifesto of the Communist Party』 Karl Marx、Friedrich Engels、 Robin D. G. Kelley (パンフレット - Charles H Kerr Pub Co; 150th Anni版 (1998) ) 『The Young Oxford History of African Americans (Young Oxford History of African Americans) 』Robin D. G. Kelley Earl Lewis (ペーパーバック - 1997/6) 『We Changed the World: African Americans, 1945-1970 (The Young Oxford History of African Americans, V. 9) 』Vincent Harding、Robin D. G. Kelley、 Earl Lewis (ペーパーバック - Oxford Univ Pr Childrens Books (1997/06) 『Into the Fire--African Americans Since 1970: African Americans Since 1970 (Young Oxford History of African Americans, V. 10) 』Robin D. G. Kelley (ハードカバー - Oxford Univ Pr Childrens Books (1996/06) )『 Imagining Home: Class, Culture and Nationalism in the African Diaspora (The Haymarket)』 Didney J. Lemelle、Sidney J. Lemelle、 Robin D. G. Kelley (ハードカバー Verso Books (1994/12/16)) がある。




村田 勝幸(ムラタ カツユキ)

1968年 福岡市生まれ。北海道大学大学院文学研究科 助教授。著訳書・論文に『〈アメリカ人〉の境界とラティーノ・エスニシティ 「非合法移民問題」の社会文化史』(2007年、東京大学出版会)、「差異が切り結ぶ『黒いわれわれ』・・アフリカン・ディアスポラの理論的射程」『アメリカ史研究』第28号(日本アメリカ史学会、2005年8月)/「〈帝国〉状況を/から透かしみる・・取り締まられるアメリカ都市空間、『ホームランド・セキュリティ』、人種」山下範久編『帝国論』(講談社メチエ、2006年)/「『二重の不可視性』を生きる西インド諸島系移民・・人種の政治とアムネスティ法案」樋口映美・中條献編『歴史のなかの「アメリカ」・・国民化をめぐる語りと創造』(彩流社、2006年)。「『人種化されたネイティヴィズム』の史的背景  —19世紀末から20世紀初頭のアメリカにおける移民・人種・同化」『思想』第962号(2004年6月)「ヒスパニック系」(小田隆裕・柏木博・巽孝之他編『事典現代のアメリカ』、大修館書店、2004年)「引き直された境界線  —チカノ運動、セサール・チャベス、非合法移民」(油井大三郎・遠藤泰生編『浸透するアメリカ/拒まれるアメリカ』、東京大学出版会、2003年)「コミュニティとイデオロギーの狭間で  —非合法移民擁護のためのメヒカノ組織CASAの挑戦と挫折」『アメリカ史研究』第23号(アメリカ史研究会、2000年8月)、61-76頁。『東京大学アメリカン・スタディーズ』vol. 5(東京大学アメリカ研究資料センター、2000年3月)、179-201頁。「1986年移民法(IRCA)審議過程における『非合法移民問題』の形成と展開」『アメリカ研究』第32号(日本アメリカ学会、1998年3月)、111-26頁。「ラティーノス・非合法移民・ネイティヴィズム(移民排斥主義)」『アル・スール』第5号(ラテンアメリカ交流グループ、1997年5月)、10-11頁。 「1970・80年代のロサンゼルス衣服産業の構造と非合法移民労働者の役割  —『スウェットショップ』をめぐる議論をてがかりに」『移民研究年報』第3号(日本移民学会、1997年3月)、141-63頁。「グローバリゼーションのなかの米国衣服産業  —アジアNIEsとマキラドーラの役割を比較して」『土地制度史學』第153号(土地制度史學会、1996年10月)、17-31頁。「ネイションの相貌 人種、移民、20世紀アメリカにおけるネイティヴィズムの台頭」(ジョージ・J・サンチェス著、村田勝幸訳、『思想』第931号(2001年2月)、32-58頁。)などがある。

阿部 小涼(アベ コスズ)

1967年 北九州市生まれ。琉球大学法文学部 助教授。著訳書・論文等に「海で暮らす抵抗・・危機の時代の抵抗運動研究のために」『現代思想』第33巻第10号(2005年9月)/「国民を証明しようとする人々・・米国に生きるプエルトリカンの身元証明と人種」(樋口映美・中條献編『歴史のなかの「アメリカ」』/「占拠する身体から見える可能性の領域・・ビエケス島における射爆場撤去をめぐる市民的不服従の記録から」『現代思想』第34巻第10号(2006年9月)。「『合意』を拒否する沖縄の政治学」『インパクション』特集・改憲と在日米軍再編第150号(2006年1月)。 「肌の色の地誌学:プエルトリカン移民研究における人種の議論」『琉球大学法文学部 政策科学・国際関係論集』7号2005年3月。 「国民を証明しようとする人々:米国に生きるプエルトリカンの身元証明と人種」『アメリカにおける国民意識の歴史的考察』(平成14-16年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書)(2005年3月)。 「併合されない領土:プエルトリコ領有にみる植民地の経験」『琉球大学法文学部 政策科学・国際関係論集』6号2003年3月。『浸透するアメリカ・拒まれるアメリカ』「トロピカライゼーションズ:プエルトリコの植民地のディスコースと「南」イメージのダイナミズム」(遠藤泰生・油井大三郎編『浸透するアメリカ・拒まれるアメリカ』、東京大学出版会、2003年)。 『クレオールのかたち』 「ポストコロニアル・プエルトリコ:1998年住民投票をめぐる考察」(遠藤泰生・木村秀雄編『クレオールのかたち』東京大学出版会2002年。)「『南』へのまなざし:20世紀初頭プエルトリコと米国の邂逅」『琉球大学法文学部 政策科学・国際関係論集』4号2001年3月。「1930年代プエルトリコにおける米国砂糖割当法のインパクト」『琉球大学法文学部 政策科学・国際関係論集』3号2000年。「どれでもないという選択:1998年プエルトリコにおける政治ステイタスをめぐる住民投票から」『東京大学アメリカン・スタディーズ』4号1999年。「『非独立』への道─1940年プエルトリコにおける大衆民主党の成立─」『一橋論叢』第118号第2号1997年8月。「プエルトリコにおけるステイタス問題の発生─米国支配の成立過程についての試論─」『一橋研究』第22巻第1号1997年4月。「ヌエボ・トラト(El Nuevo Trato)−プエルトリコにおけるニューディール−」『アメリカ研究』30号(1996年)。「カルチュラル・スタディーズと民族絶対主義」(翻訳、ポール・ギルロイ『思想』no.854 1995年8月。)「批判的ファノニズム」(翻訳、ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニア『現代思想』vol.25-11 1997年10月。)『音の力・沖縄アジア臨海編』 978-4755401596 ¥ 3,150 (税込)「チャングイ・ウチナーを目指す沖縄のハードハンズ」大城太郎インタビュー 聞き手・阿部小涼 De Musik Inter.編『音の力・沖縄アジア臨海編』インパクト出版会2006年。 「普天間閉鎖と基地建設反対が選挙のイシュー」『けーし風』第51号(2006年9月)。 「特集によせて」『アメリカ史研究』第29号(2006年8月)。 「このFeelin' 大事なのはTiming 気持ちひとつにしてEverybody」 <インタビュー>ピースミュージック辺野古 仲本政顕・平野雅章・聞き手-阿部小涼)『けーし風』第50号(2006年3月)。 書評『アメリカ研究』第40号(2006年3月)。 「合意してないプロジェクト」『けーし風』第49号(2005年12月)。 「<対談>現場を創り、つながっていく可能性」(阿部小涼・新城郁夫・司会-屋嘉比収)『けーし風』第47号(2005年6月)。 「大学図書館のデジタル情報をハーレムで考える」『けーし風』第46号(2005年3月)。 「不都合な証拠 /永続する時間」『けーし風』第45号(2004年12月)。 「抵抗の想像力」『けーし風』第44号(2004年9月)。 「記憶する/記録する」『けーし風』第43号(2004年6月)。 「カラーラインを越えないアメリカ」『けーし風』第42号(2004年3月)。 「沖縄から占領を想像する」『けーし風』第41号(2003年12月)。 「ドミニカン移民研究の模索」『けーし風』第40号(2003年9月)。 「戦争と市民権」『けーし風』第39号(2003年6月)。 「カフェ・コン・レチェNY通信」(2003年10回連載)『沖縄タイムス』紙。 「落ち穂」(1999年連載)『琉球新報』紙。 「米軍ヘリ墜落事件とNYT報道」翻訳。などがある。

関連書

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