酷暑にはロックが効くか?いやジャズか?(掲載遅れました)

2010 年 8 月 30 日 月曜日

今秋の刊行を目指してロックの本を鋭意編集しておりますが、
「ブリティッシュ・ロック」を軸にした内容で、そのカバー
作成のため、本書の編者・林浩平氏からジャケ写をゴッソリ
と借りてきたのですが、ジャケットだけではなく中身もお借
りできたので勉強のために残暑厳しき毎夜、聴いております。
愚生自身フリー(キー)なサックス吹き男爵であることもあって、
ブラスが入っているバンドが好みですが、別にサックスが入って
なくても演奏がグルーヴしていればなにもいうことはありません。

というわけで、いろいろ聴いてみた結果、ハンブル・パイ、コロ
シアム、テンペスト、スプーキー・トゥース、ジェフ・ベック・
グループ、アトミック・ルースター、ロッド・スチュアート、
クライマックス・ブルース・バンド、EL&P、そしてキング・クリ
ムゾンがよかった。
林氏が「わがベストテン」のトップにあげたアルバムがキング・
クリムゾンの『アイランズ』です。たしかに愚生もこの時期の
クリムゾンはええと思います。ブートレグ『アースバウンド』
なんかはとくにいい。この時期のメンバーは、ボズ・バレル
(Vocals & Bass)メル・コリンズ(Saxophone, Flute & Vocals)
イアン・ウォーレス(Drums & Vocals)ピート・シンフィールド
(Words)そして御大ロバート・フリップ。
そんなこともあって、スペシャルエディション版として発売された
クリムゾンの『レディーズ・オブ・ザ・ロード』を買ってしまった
のでした。CD2枚組。圧巻はディスク2の「21世紀の精神
異常者」のソロ集。フリップ先生とコリンズのソロを編集して
延々繋いでおります。勉強になります、楽しめます。でも、おなか
いっぱいになります。

というわけで、ロックを聴いておなかいっぱい(バッファ・オーバー
フロー)になったところで、ジャズを聴きます。このメリハリ、
切り替え、たいへん大事です。ロックのビートとジャズのリズムが
どう違うのか、実際に聴いて体感するのです。
今回は日経紙上で「いーぐる」の後藤雅洋氏が、そしてネットで
批評を配信するジャズ批評家・高野雲氏も絶賛の、トニー・ウィリ
アムス『SPRING』(Blue Note, 1965)を選びました。メンバーは、
Tony Williams (ds)Wayne Shorter (ts)Sam Rivers (ts)
Herbie Hancock (p)Gary Peacock (b)。
ショーターとリヴァースのテナーはヘンですが、これがイイ。
トニーとゲリピーのリズム隊にあおられ、ウネウネと吹きまくる
二人。ロック系サックス奏者にはこのテはなかなかいません。
4ビートと8ビートの違いが大きいのですが、ゆれる4ビートでは
蛇のようにとぐろを巻くうねるサックスがあるのです。リヴァースは
最右翼。しかし、残念なことにマイルスには気に入られずでした。
でもトニーはすごく気に入っていたようで、年齢はリヴァースのほう
が上ですがバンマスのトニーはリヴァースのサックスのトーンが好き
だったようで、だからこそマイルスに推薦したのですが、いかんせん
マイルスの好みではなかった。マイルスバンドではリヴァースから
ショーターへと早々にサックス担当が代えられたのでした。

ともあれロックとジャズのサックスの聴きくらべ。真夏の夜、残暑
厳しき夜にはじつにいい。さて、遅ればせながらの夏休み。充電か
放電か、いや逐電か。

[筆・南葵亭樂鈷](2010・8・19アップ予定稿)

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