野良猫とフロアオークションと

2010 年 4 月 30 日 金曜日

先日野良が死にました。小生の猫ハウス(発泡スチロール箱に猫穴)では2匹目の死亡。

1匹目は7年前、生れて数ヶ月、4匹居ついたうちの1匹、3月の終わりの寒い日だったと思う。3匹残った兄弟猫が大騒ぎし

て、知らせに来た。

今回は、野良なりの寿命をまっとうして、静かに死んでいた。

野良の宿命ゆえ、致し方ないことではあるが、生れた場所に還って死にたかったのか、と胸がふさぐ思いである。

これを機に猫ハウスは撤去。このあたりはNPO千代田ニャンとなる会の尽力で、かなりの野良猫が避妊手術されており(ピ

アスが目印)3代の猫を送り出した我がハウスも一応の区切りと勝手に判断。

(ちなみにニャンとなる会のトップページ右上2匹は我が猫ハウス生まれで、避妊手術もしてもらった。)

野良よさらば。

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さて、ブログ当番の日はなぜかどうしようもなく時間がないことが重なり、サボりまくりで面目ない限りであるが、今回もちょっ

と手抜き。以下、案内文の流用です。フロアオークションやるので、良かったら遊びに来てください。

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彩流社の塚田です。

イベントのお知らせです。
版元ドットコムが共同出展する東京国際ブックフェア、イベントスペースにてフロアオークションを行います。

7月10日(土)14:00~
小社が発売元を引き受けている月刊誌『CRUIO』マガジン
www.fujimint.com

は蒐集家を対象にした雑誌で、誌上オークションなどもしています。
今回はこの雑誌のPRを兼ねて、TIBFでオークションをやってしまおう、という試みです。

みなさまには、おもに書籍と書籍にまつわるグッズの出品を募集します。出品概要は以下のとおりです。

・書籍は通常流通しているものは不可です。
・サイン本や初版本、生原など歓迎。(問題が起きそうなものは避けるか、うまく処理できる方策を決めてから出品してください)
・最低価格は2000円です。
・出品物と下値(手放しても良い金額)、出品者名(出品に責任が持てる個人名)を明記して塚田宛にメール。
※出品物の画像との簡単な説明を忘れずに添えてください。
・(ゆるい)審査のうえ、審査の結果と案内をメールします。

●ちなみに小社は絶版本の「紙型」を出品します。3000円~

<オークションの流れ>
・出品物の募集、審査
・出品物確定
・上記内容をCURIOマガジン7月号(6月25日以前発売)とWEBサイトに掲載。
・キュリオマガジンに記載の入札申込書で入札者を決定。
・会場では小社ブース、CURIOマガジンブースで受付、番号札を渡します。
・カタログ(CURIOマガジン7月号)と一部の現物を見せながらオークション。
・後日(8/5メド)落札者には入金確認のうえ、商品発送。出品者には代金を振り込み

不明点は塚田あてにご連絡ください →tsukada@sairyusha.co.jp
※くれぐれもMLに返信なさらないようお願いいたします。

以下、運営事務局からのメールです。
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キュリオ & 東京ベイオークション 関係各位

いつもお世話になります。

さて今夏7/10(土)~東京ビッグサイトにて開催されます東京国際ブックフェアに弊社は、版元ドットコムブース様の協賛として参加をいたします。

弊社刊行のキュリオマガジン、のプロモーションに最も効果的と思われる「フロアオークション」を企画。

関係各位のお力添えにより正式に実施の運びとなりましたのたで改めてご報告
申し上げます。

■キュリオ & 東京ベイオークション事務局からのお願い

なお標記の通り、本オークション実施に当り下記のお願いがございますので是非ご参加・ご協力下さいますよう心よりお願い申し上げます。

1)オークション出品のお願い
本オークションの出品商品を集めております。対象ですが、書籍はもちろん古書、古美術、古民具、おもちゃ、ポスター、古貨幣、切手など専門知識の要らない趣味性の高いものなら大歓迎です。是非お知り合いの方々にお声掛け下さい。

※別途、出品規定・出品手数料・精算などのご案内書をお送りいたします。

2)版元ドットコム会員の皆様へお願い

是非、各社様刊行貴重本を出品ください(著者直筆サイン本、初版本など)。
また版元様ならでは出版業務上、集積されました著者や版権元からの書簡や手書き原稿(校正ゲラ)、メモなど公開且つ売却可能で趣味性の高い資料など是非、ご出品下さい。

※書籍・売却可能資料類をご出品戴ける場合は、ご出品者ご自身による撮影画像と下値(手放されても良い最低価格)・状態(コンディション)申告・出品物の名称など画像データ/テキストにてkuroda@curiomz.co.jp 宛、5/14(月)までに
メールにてお送り下さい。
※連休前に、出品規定・出品手数料・精算などご案内書を彩流社・塚田様にお送りしておきます。

※雑誌名は月刊キュリオマガジン、毎月25日全国発売となります。

小誌はhttp://www.fujimint.com/Magazine/magazine_main.asp または
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680911 より概略ご参照頂けます。

フジインターナショナルミント株式会社
〒171-0031東京都豊島区目白3-13-20,DAIGO301
出版事業部 月刊キュリオマガジン

Tel 03-5982-8581 Fax 03-5982-8582
www.fujimint.com

ゾウの写真展覧会が八重洲BC本店で今から

2010 年 4 月 30 日 金曜日

今から八重洲BC本店3Fで、「ミャンマーの林業するゾウ」の「写真パネル展」設営に行ってこようというところです(2010.04.30~2010.06.01の18時ぐらいまで)。3月に出した「ゾウと巡る季節」、ポツポツですが動きはあります。ゴールデンウィーク中、東京駅近くにお住まいお持ちの方、3Fを通りすがりして観ると「ゾウとの生活」と「弱いグローバリゼーション」が密着した「森を伐り過ぎない、ハゲ山にならない」、「もう一つの人間=自然=動物の生」の可能性/潜在性が少し介間見れるかもしれません。季節的にも、ゾウを観る/ミャンマー(ビルマ)を観る/アジアの多様な生き様を観るのに適した環境かもしれません。是非お越し頂きたくご紹介でした。では、今日の曲は、春らしくしかしゴールデンウィークも「仕事だかなんだかでブルーな方へはこちら」、「春満喫期間の方はこちら」・・・・・・・(玉崎)

ゴシックロマンスとその行方

2010 年 4 月 28 日 水曜日

食うためには書け! カクためには読め!!

2010 年 4 月 23 日 金曜日

新人にして畏人作家・樋口毅宏氏の待望の小説第2弾が刊行された。
『日本のセックス』(双葉社)である。タイトルからして並の新人
ではないことが一目瞭然だ。「日本の~」である。

大上段である。作家として自信に満ち溢れているのだ。
処女作『さらば雑司ヶ谷』(新潮社)では、日常を描きつつズレに
ずれまくるジェットローラーコースター的展開の「私小説」を書いた
樋口氏。今回は観念小説だ。おそらく団鬼六やピエール・ギュヨタ、
さらにはサド先生、マゾッホ先生らが居並ぶ「観念小説界」の雛壇に、
本書の上梓でもって樋口氏は列聖されるだろう。
世の男子のみならず女子の劣情を刺激しまくるリプリゼンティッド・
スピーチは、とにかく『花と蛇』に匹敵するか、それをも凌駕する
すばらしいものだ。「コンデンスド・マッドネッス・ノベル」である。

以下本文より引用。

_____________________.jpg

「……容子はそう聞いたら、さっき自分がやった社内露出などたいした
ことがないように思えてきた。ちょっと悔しい気がしてくるのが不思議
だった。
『しかし、《マニア撮影》の歴史上、もっともハードなプレイは何かと
訊ねられたら、私は迷わずあの撮影を挙げます』
薬師寺は軽く咳払いをして間を取った。
『世間では一目置かれている、お堅い職業の方でした。SMやレズ、

乱交やスカトロなどでは満足し切れなくなり、遂には〈腹貸しプレイ〉
にまで発展したのです。〈妻を妊娠させてほしい。男性陣のみなさん
には一週間前からオナニーを禁止して、妻の膣の中にたっぷりと射精
して頂きたい〉。究極のマニアプレイ、他人ザーメンによる妊娠です!
編集部員のみならず、読者からも参加を呼び掛けました。十五人が
代わる代わる奥さんと交わり、最高で四発発射した男性も含めて、
計二十七発の精液が膣内で炸裂しました。そして後日、御主人から
お礼のお電話を頂きました。〈妻が身籠もりました〉と。〈もちろん
産ませて自分の子供として籍に入れる。今後も排卵日にはどんどん

中出しをさせては孕ませて、我が子として育てます〉とお慶びの
ご様子でした』
容子はどう反応すべきかわからなかったので、とりあえず曖昧な相槌を
打つに留めた。変人に共感を寄せるほど自分は狂っていないと思った」
(34頁より)

巻末の引用文献および謝辞……パロディ、パスティーシュ、パランプ
セスト、サタイア、アルシテクスト、フィギュール等々を見れば
「ノベル」が持つキッチュ性としての骨格がよくわかる。つねにすでに
「書かれて」しまっていることへの嫉妬と愛憎が表出されているのだった。

なお老婆心ながらの注意書きを。くれぐれも本書を勤務先では読まないで
ほしい(絶対に)。デスク上のPCからM××APORNやr×dt×beやカ××アン
・コムなどへと飛び、その結果、とんでもない事態をまねくおそれがある
からだ。そんなことになっても当方は一切の責任を負いません。
悪しからず。頓首

【追記】
《れくいえむ、あるいは「追悼のざわめき」》
野良やノラや。名もない白猫の死。
無縁死、壮絶なる死。

いくつかはわからない。
おそらく十歳にはなっていなかった
のではなかろうか。
ノラの一生は短い。
野良で生涯を閉じた矜持に敬意を表し
瞑して合掌する。

[筆・南葵亭樂鈷]

『「澤の屋旅館」はなぜ外国人に人気があるのか』の書評記事が共同通信社にて配信されました!!全国地方紙に続々掲載中です。

2010 年 4 月 22 日 木曜日

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驚異の客室稼働率95%を誇る澤の屋旅館。その9割が外国人。外国人宿泊客の受け入れを始めて延べ14万人。主人・澤功氏は2003年「観光カリスマ」に、さらに2007年に「地域活性化伝道師」にも任命。その秘密に迫る。

「本書を読み、日本の旅館は今すぐ見習ってほしいと思わずにいられなかった。顧客本位のホスピタリティを貫けば、豪華な設備がなくても客は選んでくれるのだ。観光立国を目指す指針ともなろう。草の根の交流の現場に吹く新しい風を感じさせてくれる。」(京都新聞10.4.25、神奈川新聞10.4.18付 杉山由美子・評)

グレアム・グリーンと第三の女

2010 年 4 月 22 日 木曜日

再び、シャンプーのこと

2010 年 4 月 20 日 火曜日

『なっとく!のシャンプー選び』を出して2カ月あまりになるが、このかん改めて石けんやシャンプーについて考えさせられることがあった。
ある人から、「私はずっと合成シャンプーを使っているがブツブツなどできない。アレルギーや皮膚が弱い人だけが気をつければいいのではないか」と言われた。

そう、石けんを選ぶということは、「私は大丈夫」「いまは平気」という正にその枠を超えることが求められる。だからやっかいだとも言える。
「私はいま、キレイになりたい」。だから、合成ポリマーでセロハンを貼ったような状態でもツヤツヤに見えればオッケー!とか、合成洗剤が流れていった先の川や環境のことはちょっと興味がない、という壁を越えることが、石けんを選択させるのだと思う。

本のタイトルを考えるとき、「地球環境」とつけたとたんに無視される(嫌がられるのではなく、自分と関係ないことと即みなされる)と、ある編集者がよく言っていた。自分を中心にして半径3メートルのことにしか興味をもってもらえない、と。いまはエコ流行りだから、ちょっと変わってきたかもしれない。
私だって、何ひとつ厳密に守っているものはないのだが、それでも、たとえば川とか海が汚染されているような映像を見ても何も感じないのは、よほど感性が鈍っているのではないかと、つい高見に立って思ってしまう。
それで、私にとって「環境」を感じさせるような身近な川はどこかなあと考えてみたら、うちのすぐ近くの川だった。初夏にはホタルが飛び交う川だが、下水が一部整っていないので、私の家の汚水がほぼそのまま川に流れてしまう。
都心では、なかなかそんなことを感じる機会がないのかもしれない。

「里川」という言葉を初めて知った。里山は知っていたけれど。
先月13日に行われた「きれいな水といのちを守る 合成洗剤追放全国集会(第31回)」で出会った言葉。
集会の名前が「合成洗剤追放」と強烈な印象だったので、半分こわごわ行ってみたのだが、とても収穫が多かった。
なかでも、合成洗剤追放運動の歴史の話が衝撃的だった。
あたり一帯に大きく広がる洗剤の泡の中に、立ちすくむような大型船の写真(多摩川)は、1970年に刊行された『公害の話』という本からのもの。
いまならとても許されない(?)ぐらいダサいデザインの『恐るべき中性洗剤』という冊子(1965年刊)も、いまから40年以上も前に、合成洗剤追放の大きなうねりを作っていくだけの力を持っていたのかと思うと、いまの私(たち)にはとてもマネできない偉大さを感じてしまう。

単に「石けんを使いましょう」というのと、「合成洗剤はダメだ」という認識とは違う、ということも学んだ。前者では、石けんの使いづらさなどから簡単に合成に戻ってしまうのだ。

それでもやっぱり今もまだ合成が主流の世の中である。
『女たちの合成洗剤追放運動 1960年代~1970年代を振り返って』はという赤い冊子(新刊)は、行政や企業だけでなく運動の内部からも足を引っ張ったり、「失敗」の原因となった過去のできごとが赤裸々に語られている(一部、内輪の話でよくわからない点もあったが)。
ほかのいろいろな運動にも通じる、運動する側の弱さがよくわかり、私にはとても勉強になった(マニアックな視点かもしれないが)。
運動をちゃんと語っていくことは、ものすごく大事なことだとこの冊子は教えてくれる。だって私(たち)は、ほかの運動でも同じような失敗をいまも繰り返しているのだから。

もちろん、人は「ねばならない」ではなかなか動かないし続きもしないので、本を作ったり人に伝えていくときの「伝え方」は重要なのだが、そうであっても、問題の本質を過去の体験を語りついでいくことで学んでいけるのだと、つくづく思った。(出口)

(ブログ更新をサボったかと思うと今度は長文になりスミマセン…)

小さないのち

2010 年 4 月 20 日 火曜日

彩流社の窓の下で、数日前、猫が死んでいたらしい。白い猫だったと聞いて、あぁと思い当たった。
ひと月ほど前だったろうか、寒いある日、猫の声がしたので窓をあけると、全身弱りきった白い猫がいた。目もぐしょぐしょでやせ細っており、この寒さで死期が近いのは明らかだった。
猫のカリカリはいつでもあげられるように先輩が用意してあるのだが、あのとき、たとえばいったん近くの動物病院に連れて行くとか、せめて目をふいてやるとか、抱っこだけでもすればよかったのだ。もし、こわがって触らせないようであっても、「何か」をしようとすればよかった。いま思えば、あのとき、死ぬ前に助けを求めてきたのだから。
それを思うと、もう本当に、ことばもない。

(優しい)同僚が、遺体のあった場所にお線香をあげていた。合掌。(出口)

アメリカ文学と大リーグ

2010 年 4 月 20 日 火曜日

寺山修司 死と生の履歴書

2010 年 4 月 20 日 火曜日