鶴首されていた円丈の《落語論》がついに出たぁ!

2009 年 5 月 29 日 金曜日

おそらく、たぶん、いやキット、今の落語家さんのなかでも、

いちばん待たれていた人による《落語論》かもしれない。
というか、読んでオモシロイ書き下ろし円丈本であることは
間違いない(とはいえ『御乱心』の発売部数を超えるのは
容易なことではないが)。

題して『ろんだいえん 21世紀落語論』

本書の前口上で円丈師がいうように、「理論と現状分析、
新作落語の作り方、そして落語の演じ方まで円丈の落語
理論そのもの。現在、円丈は64歳。たとえ30年後に死ん
でも基本的な円丈の落語論は変わらないから、ここに書い

てあることが落語家円丈の遺言になる!」

そう、そのとおり。内容はベラボウに濃~い!
巻末に、「自作落語あらすじ辞典」と「円丈の蔵出し写真」
も入っている。落語ファンのみならず、プロの落語家さんも
きっと手にするだろう、いや手にするに違いない。まぁ、表
だっては公言しなくても、きっと読むと思います。何事にも
毀誉褒貶はつきものだが、『ろんだいえん』は避けてとお
れないはずだ(プロならなおさらのこと)。

ともあれ、最後に宣伝を。CDと本書の発売を記念して、

「WAZAOGI落語会 円丈フェスティバル2009」が開催されます。

第1日▼CD「三遊亭円丈落語コレクションvol.8」
発売記念《燃えよジジババの夜》
第2日▼著書『ろんだいえん 21世紀落語論』
発売記念《百年目の夜》

【場所】中央区立日本橋社会教育会館ホール(人形町駅・水天宮駅近く)
【日時】7月23日(木)と7月24日(金) 午後6時45分開演(両日)
【料金】前売2700円/当日3000円
【予約】電話03-5721-5335[オフィスM’s]

[筆・南葵亭樂鈷]

崩壊する歴史ある街の風景

2009 年 5 月 28 日 木曜日

私が生まれ育った埼玉県の南部に位置する某市は、いちおう歴史ある街で、古くは石器時代から人が住んでいたらしい。江戸時代には日光街道につながる日光御成街道が通り、宿場町として栄え、徳川家康が泊まった宿もあったとのこと。私が通った幼稚園(数年前、幼稚園は園児不足で閉鎖され、今現在その建物は葬祭場として使われている)があった寺には、鎌倉時代に建てられた門がある。

最近、10年暮らした東京からこの街に戻り、また暮らし始めたのだけれど、みるみるうちに変化していく街の風景に少々困惑気味だ。
最近できたもっとも大きな建物は、日本最大級のパチンコ屋で、古くからあった住宅街と田畑は潰されて新しい国道が走り、古い家々に変わって、さまざまなデザインの新しい洋風の家が立ち並んだ。
旧街道沿いに建っている古い蔵は、みるみる朽ちてきていて、街の財政がもともと悪いこともあって、とくに保存しようという動きも余裕もない。
風景に味わいがなくなると、何か心が落ち着かなくなるような気がするのは自分だけだろうか…。
過去の記憶にある風景が、時の流れの風化のなかで、より美しく思えてしまう。

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屋根の瓦が割れてしまったままの蔵

小社から風景・景観について書かれた本が二冊(『風景再生論』、『日本の風景を殺したのはだれだ?』出ています。

よかったらぜひお読みになってください。

春日

『切手が伝える仏像』が共同通信にて配信されました。全国各地方紙にて続々書評が掲載されています!!

2009 年 5 月 27 日 水曜日

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仏像の魅力――みるだけで有難く、癒される。でもいまひとつ区別のつかない人のために、300点余の切手を使ってビジュアル解説。貴重画像多数!歴史を追っての分かりやすく正確な記述で仏像がグッと身近に!

「世界各国の仏像の切手を三百点以上も並べて、仏教を語り、その意匠を語り、発行された国を語り、釈迦を語り、さらに歴史を語り、人を語る。」(高知新聞5/17付より)

追悼 長篠康一郎

2009 年 5 月 26 日 火曜日

雷で思い出すこと

2009 年 5 月 25 日 月曜日

ちょこちょこと雷が増えてきましたね。

GW明け間もない朝方、なんの前触れもなくいきなり近くで落雷があり、びっくりして目が覚めました。

あまりの音の大きさに心臓はバコバコです。

いやぁ~、目の前のマンションにでも落ちたのかしら、と思った途端、

もう一度大きな落雷とともに部屋のなかを火花が走り、かなりビビリました。怖かったです。

雷が鳴り始めると、仕事の切り上げ時に悩みますよね。

できれば本格的な雷雨になる前に帰宅したいものですが……。

昨夏、『マーガレット・アトウッド』の編集が大詰めを迎えていた頃、

アトウッド直筆のイラストを掲載する許可を得るため、彼女の事務所に FAX を送ることになっていました。

すでに夜遅く、社内に誰もいないなか、外は大変な雷雨……。

ビビリの私にはかなり怖い状況ですが、さらに恐ろしいのは落雷で停電すること。

なんとしてもその晩中に FAX を送る段取りになっていたのです。

カナダへの国際FAX、送信完了にも時間がかかるうえに、先方の受信エラー。

何度目かの操作で無事に送信できたときには、終電も気になる時間になっていました。

稲妻が走るなか、慌てて駅まで走ったのでした。

アトウッドのイラストを見ると、そんな晩夏の雷を思い出します

(『マーガレット・アトウッド』の口絵にはアトウッドのフルカラーのイラストが、

そして本文には自伝的漫画も収められていて楽しいですよ~)。

本格的な雷の季節がやってくる前に、家のPC雷対策を講じなくては……。

(M)

直販顛末・・・

2009 年 5 月 22 日 金曜日

今日は、埼玉鳩山町の東京電機大学で、理工学部講師と財団法人租税資料館を兼任する中島浩貴先生の執筆されている『クラウゼヴィッツと『戦争論』』の直販売にお伺いしてきた。去年の10月の新刊で、当時「90冊」学生さんに買って頂き、その後「試験に出すかも・・・」とのことでアンダーラインを引くよう中島先生、販売後すぐから活用というスタイルが、今回の購買も促したのか、今回は「169冊」売れ、3800円+税を3000円の値引きで、50万ほどという売り上げ。ただ1冊は3000円もらい忘れたか後で数字が合わずげんなり・・・な結果だったものの一日の売り上げとしては快挙の、中島先生、学生さんに、大感謝(学生にとっては「ゼニゲバ!!!」と非難でしょうが)という事態でした。来週からラッシュとなる「英文学会」「アメリカ学会」「西洋史学会」でも2日間もかけても「こんな額」にはとてもならない(半分以下ぐらい)とてもすごい売り上げです。「郊外の離れた場所にあるため学生も割りとまじめで、この間、この教科書を買った生徒にも、その後、近現代の戦争戦略批評家?(リデルハートと後もう一人先生言われましたが不勉強で知らなかった人のため「名前」忘れましたが)の本を学生、自主的に買ったりしている生徒もいますよ」とのことで、販売中の授業も、第一次大戦時の「オーストリア?対イタリア」(後で調べると「オーストリア・イタリア・ドイツ=三国同盟対イギリス・ロシア・フランス=三国協商の図式が第一次大戦だったため「第二次大戦」だったのか)の「戦争映画」上映に、中島先生、的確なコメント入れ、私もよく状況が分かる興味深い授業でした。現代的なオーストリア軍に、現代では通用しない無謀な旧式の馬や人海戦術(単なる集団自殺行為)での攻撃と精神主義の玉砕指導しかしないイタリア大尉に、革命(ストライキ・・銃を皆で燃やし蜂起)、大尉殺しを図り失敗する中尉等、「イタリア軍」の「士気の低さ」を描いた映画で、自国の映画で、自国の軍の「ダメっぷり」を描いた映画は、フランス・イギリス・ドイツなどではほとんど在り得ない「イタリアらしさ」を描いたものとのことでしたが、昔見た映画で「セブン・ビューティーズ」という題だったかの、とんでもない「ゲス」でありながらそれを実行する以外絶対生き残れないナチ収容所をぎりぎり生き抜いて、出てきた後「子供をつくるんだ。殺されてもまだまだ、残りがあるように」というような結論(だったか、うろ覚えですが)、「サバイバル」あるいは「シビリゼイション(文明化)」とは結局こういうことかな映画を思い出しましたが、これがイタリアだったかどうかは覚えていません。「希望は戦争」という人も多くなっている昨今、小社の上記本も1500刷って、後、今回捌けて、預けた分抜いて在庫286冊で、書店でもそれなりに動いてくれているような様子なので、増刷も近いかもしれません。(玉崎)

日本・ポーランド関係史

2009 年 5 月 22 日 金曜日

カルト漂流記 オウム篇

2009 年 5 月 21 日 木曜日

関東古墳散歩

2009 年 5 月 21 日 木曜日

泣ける太宰 笑える太宰

2009 年 5 月 21 日 木曜日