オーストラリア、少年少女の心の実態

2006 年 8 月 31 日 木曜日

『オーストラリア、少年少女の心の実態』表紙
書籍名   : オーストラリア、少年少女の心の実態
(オーストラリア、ショウセンショウジョノココロノジッタイ)
著者名   : バーバラ・ホルボロー 著(バーバラ・ホルボロー)
発行日   : 2006-06-09
税込価格 : ¥3150
本体価格 : ¥3000
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★『中日新聞』『東京新聞』夕刊、2006.7.6、梅原宗敬評
「少年法の範疇を超える重い罪を犯して法廷に立つ少年。裁判官を手玉に取ろうとする少年、そして少女。さまざまな形で犯罪とのかかわりを持つ少年たちに交じって、麻薬の世界をさまよう親をもって生まれた子ども、暴力を振るう父親から逃れて保護を求める姉妹など、少年裁判所にはあらゆる境遇の未成年者が登場する。著者は、オーストラリアでも特に重篤なケースが登場することで知られるシドニーのミンダ少年裁判所判事を長年務めた。判事として任務に当たる中で、裁判所は少年犯罪者を日々生産する工場であり、国も地方自治体も真に保護が必要な子どものために手を差し伸べる存在ではないことを痛感して職を退き、今は、未成年者の救済に力を注ぐ。そんな背景をもつ著者の声が、この書の中に響き渡る。」

カフカの友と20の物語

2006 年 8 月 31 日 木曜日

『カフカの友と20の物語』表紙
書籍名   : カフカの友と20の物語
(カフカノトモト20ノモノガタリ)
著者名   : アイザック・B・シンガー 著(アイザック・B・シンガー)
発行日   : 2006-06-09
税込価格 : ¥3360
本体価格 : ¥3200
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★「毎日新聞」池内 紀、06.7.23
「(シンガーは)ナチス・ドイツの侵攻に先だちアメリカに移り、「アメリカの作家」になった。ノーベル文学賞を受けてのちも、少数者の言葉を捨てず、イディッシュ語で書きつづけた。だから二十一の物語には、それぞれの末尾に(作者およびエリザベス・ジャブ英訳)といったことわりがついている。舞台がニューヨークであれ、イスラエルであれ、あるいはかつてのワルシャワであれ、主人公はたいてい社会のはみ出し者だ。みずからの人生哲学が、世の中の寸法に合わないぐあい。建物と同じで、少しずつゆがみが生じ、そのうち傾いたまま、あやうげにとどまっている。にもかかわらず―あるいは、だからこそかもしれないがその口から、英知あふれたセリフがこぼれ出る。「われわれ人間はみな宿命とペアを組んでチェスをする」人が一手指す間に宿命は三手指して、詰めにかかるというのだ。「ユダヤ人は忘れなさすぎる。それがわれわれの不幸なんだ」ヘブライ語のレシャアイムは「悪者」の意味。「歴史をつくるのはこの悪者だ」色こくユダヤ文化を身にうけた世のはずれ者たちである。どの短篇にも、お道化と知恵とが微妙な比率でまじり合っている。ホラと真理がトランプの裏と表のようにとじ合わせてある。ほとんど死滅しかけた言葉で、とびきりシャレた都会雑誌「ニューヨーカー」の定連作家になったシンガーにしか書けなかった、まさしくそんな物語だ。」

★「読売新聞」野崎 歓、06.7.9
「アイザック・B・シンガーの名は、ノーベル文学賞受賞者として歴史に刻まれている。(彼は)ニューヨークで暮らしながら、東欧ユダヤ社会の言語であるイディッシュを捨てなかった。イディッシュで書き、その後英訳により再発表するという手間をかけ続けた。ナチスによる虐殺で、イディッシュを理解する人間の数は激減。亡命したユダヤ人の間でも、使用者は減るばかり。滅びゆく言葉に固執したのはなぜなのか? イディッシュによってこそこの世のあらゆる物語を掬い上げられるという確信が、作家の内にはあったのかもしれない。次から次へと逸品が供される本書を読み進めるうち、そんな風に思えてくる。古代以来の教義をつゆ疑わない父親。信仰を捨てて極道に走る息子。神秘な力を備えた色事師。戦後のニューヨークでヒトラーの姿を目撃してしまう女。ささいな悪戯で一生を棒に振る少年。バラエティ豊かな人物像には目を瞠るばかりだ。モーセ五書やラビとは全く無縁の人間でも、ユダヤ共同体のただなかで、驚くべき知恵と狂気のエキスを注入されている気分になってしまう。イディッシュから、作者自身も加わっての英訳を経て日本語へ。言葉の壁を超えて伝わる物語の凄味がある。信じるにせよ反逆するにせよ、絶対的な神の影を意識せずには生きられなかった人々の苦難と歓喜を、読者は存分に体験できるだろう。」

北米の小さな博物館

2006 年 8 月 31 日 木曜日

『北米の小さな博物館』表紙
書籍名   : 北米の小さな博物館
(ホクベイノチイサナハクブツカン)
著者名   : 北米エスニシティ研究会 著(ホクベイエスニシティケンキュウカイ)
発行日   : 2006-06-01
税込価格 : ¥2100
本体価格 : ¥2000
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★「中日新聞」「東京新聞」2006.8.6
「女性のアメリカ文化研究者らが中心になって選んだ〈マイノリティーに視点をおいた〉アメリカ、カナダ、メキシコの博物館ガイド。先住民の文化と世界各国からの移民文化が混交する北米には、文化的多元主義の考え方に基づく小規模な博物館が多い。本書はその中から性・人種・エスニシティ・階級・世帯、さらには宗教や自由について学べる博物館・図書館・美術館を選び出して紹介する。」

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