現代思想の「練習問題」

2005 年 11 月 28 日 月曜日

出版社にとっての返品激増問題(彩流社:営業代表 編集 塚田敬幸)

2005 年 11 月 27 日 日曜日

(2005.11. 10 新文化通信紙 に寄稿したものを転載)

返品がとまらない――。
今年8月、小社は創業26年の歴史の中でも未曾有の返品量となった。それ以前に売れるものがあって市場在庫が増えていたというような要因はまったくなく、返品の内容を分析してみても既刊本がやや多いくらいで取り立てて特徴もなく、新刊の返品が全体的に早く、多くなっている、という頭の痛い状態であった。
筆者は9月から10月にかけて、おもに返品をテーマにした版元中心の集まりに3度出席する機会を得た。一つは9月28日に流通対策協議会の経営委員会主催で「どうなってるんだ!?返品」と題して行われた返品問題情報交換会。もう一つは版元ドットコム主催で10月11日に行われた「返品問題研究会」、三つ目が10月14日に、100社ほどの版元と関係者が集まり行われた小社が業務委託している倉庫会社、大村紙業の「庄和流通センター開設に伴う説明会」である。
中小・零細版元の団体が主催した前二者の集まりには筆者も主催する側として多少関わっていたのだが、呼びかけから開催までの期間が非常に短かったにもかかわらず、予想を越える人数が集まり、関心の高さを証明する結果となった。
5月から稼動をはじめた出版共同流通 所沢センター経由の返品(日販のみ)が版元に届きはじめ、返品の形態の変化(商品別結束からバラ、バケット)による仕分けの手間、結束を望んだ場合の荷傷みの問題、伝票の条件違いの訂正の問題、版元の受領印なしに入帳されてしまうこと、伝票の枚数増による事務処理負担増、逆送の急増、常備の早期返品等々、多くの問題点が指摘された。
基本的にほとんどの版元の意見が、手間や資金繰りに直結する重大なマイナス面ばかりが目立ち、メリットらしいメリットがなく、合理化の恩恵を享受しているのは取次ばかりではないのか、というものであった。そしてまた多くの版元から返品が急増したという声があがった。現象としては市場在庫がかなりの量、版元に返品されつつあり、そのことが版元の危機感と不満に拍車をかけている状況だ。
小社の場合、8年前に日販コンピュータテクノロジー(NCT)の出版社システムを導入、6年前に大村紙業に業務委託をはじめたのをきっかけに、大村倉庫と本社のシステムをオンライン化し、その1年後倉庫経由で出版VANに加入と、規模のわりに早め(あるいは分不相応の)の対応をしてきた。そのため、前述の諸問題はほとんど顕在化せず、返品伝票のチェックの負担が増えた程度で済んだ。が、自社で返品を受けている版元の苦労は想像に難くなく、死活問題とさえ言ってもいいほどのケースも散見され「いったい何のための合理化なのだ」という声にはまったく同感である。とくに逆送問題は少ない労働力を割き、やっとの思いで築いた小版元と書店さんとの信頼関係をあっさり崩しかねず(版元の意志で逆送されていると思われ)、合理化本来の目的からも本末転倒と言わざるを得ない。11月にはトーハンの桶川センターも稼動をはじめるが、少なからぬ版元がこうした不満を抱いていることを事実として報告し、多少たりとも改善の方向に向かうことを切に願う次第である。

こうした多くの問題を孕みつつも返品の合理化は現実として進行し、それに対応すること(何もしないことを含め)を版元としては避けて通るわけにはいかない。大村紙業の「庄和流通センター開設に伴う説明会」はそのうえで版元に多くの示唆を与えるものであった。
同社は埼玉県春日部市に取得した1万3千坪の敷地に、所沢センター、桶川センターに対応した返品自動仕分け機を導入、2006年2月より稼動開始予定、その後出荷センターとしても稼動予定という。こうした事実は今年から本格的に始動した取次会社の流通改善により、たとえ小版元であっても倉庫業者といかに連動するかを考えざるを得ない事態になりつつあることを示しているのではないかと思う。
前述したように、小社ではすでに大村紙業経由で、出版VAN(現新出版VAN)での受発注をはじめて5年になるが、この間進めてきたのは業務委託による省力化はもちろんのこと、受注データの履歴をつくることで自社の注文状況を把握できるようにし、営業に活かすことであった。書店別・商品別で受注し、倉庫からオンラインで転送、それを筆者がつくったシステムまがいのデータベース(MS ACCESS)に蓄積していくわけだが、要は従来の短冊が書店別にエクセルの表状になったものである。このデータにP-NET、PUB-LINEなどで取得した実売データ、一部商品の配本リストなどを加えたりして、店頭の状況を把握し、開拓可能書店の発見、売れ筋の発見や、売り逃しの防止、増刷可否の判断などに役立ててきた。現在、前述NCTに依頼し、より精度の高いものへと開発中である(図参照)。
こうしたことは、すべて倉庫会社に業務委託したからこそ、小社のような小版元でも、手間と多少の勉強さえいとわなければ低コストで可能になったことである。だからといってすぐに「倉庫へ業務委託を」と短絡するつもりはないが、一つの道筋として有効であろう。
さて、別表に示した開発中のソフトは、書店別・商品別の返品データを取得できることをほぼ前提として設計したものである。配本リストについても自動で取り込めるようにしてあるが、これらは現在、版元が取得しようとしても配本リストは有償であり、返品データはその一部を日販トリプルウィンで取得できる程度である。
今回の返品合理化は版元への返品の滞留がなくなり、書店取次間の無伝票化、版元取次間の返品伝票データ化による事務処理業務の軽減など、目立たないが、後になってジワジワとそのメリットが実感される体のもので、書店への商品到達が速くなったのと同じくらい重要な改善であり、じつのところ、筆者も賛成であり大いに期待している。しかし、このメリットをより有効に活用するためには、前述の配本リストと書店・商品別の返品データが不可欠である。そして、それら情報の共有化こそが流通改善を実のあるものする鍵となる。だからこそ、小版元でも活用可能なレベルのコストであるべきだと強調したい。より詳しくは本紙10 月19日号掲載の沢辺均氏の投稿記事『取次会社にお願い!新刊配本リストの無料提供を縲怐x(版元ドットコムウェブサイトに転載→http://www.hanmoto.com/diary/2005/10/19/245/)を参照されたい。筆者も沢辺氏の意見に賛成であり、取次各社の英断を心より期待している。

さて、筆者は8月末の小社決算から2ヶ月間、足掛け10年出版流通に従事してきたなかでも、これほど返品のことを考えたことはなかった。暗い話が多くゲッソリもしたが、返品を考えることはとどのつまり出版流通のあり方、ひいては社としてのあり方、行く末を考えることでもあった。
小社は現在10人のスタッフで、年間80点前後の新刊を刊行している。そのうちいわゆる「堅い」本が点数的には7割ほどを占める。ここ10年で発行点数は約2倍に増えたが、それに比例して売上が倍増したわけではもちろんない。ここ5年では点数は5割増だが、売上高は横ばいか1縲F2割増し程度である。出版界全体の情勢とほぼ軌を一にするかやや上回るペースで発行点数が増えている。要は1点あたりの売れ部数がどんどん落ちてきている。
今まで述べてきたような、データ化による効率化を進めてもほとんど追いつかない勢いだ。返品率もあまり改善されていない。企画の問題もあろうし、異論があるかもしれないが、売上を確保すべくそれでも点数を増やさねばやっていけないのが恥ずかしながら実情である。
今回の合理化で返品がより速く届くようになり、いずれ希望版元に返品データが日々配信されれば、納品データA4の表1枚、返品2枚ということにもなろうし、初刷部数はより縮小される方向に向かうであろう。
小社の場合、紙など材料費が下がっていることや、DTP、制作費管理などの社内努力で原価を抑えているが、それでも原価率が上がり、オンデマンドもまだ商業ベースに乗りきらない段階では、成り立たない企画が増えてくるだろう。
しかし、出版点数が増えることははたしてそんなに悪いことなのだろうか。粗製濫造(と決して思わないが)という声もあろうが、むしろ少ない刷部数を上手に成り立たせることにこそ、小出版の意味と出版の多様性、可能性があるように筆者には思える。返品合理化にはじまる一連の流通改善は、その可能性を広げるものになり得るし、ならなければそれこそ意味がない。そのためには、版元自らの努力が不可欠であることはいうまでもない。そしてまた、既存の流通の合理化に対応するいっぽうで、独自の売り方、流通を模索する努力をすべきである。これは自戒を込めていうのだが、なんでもかんでも委託して「取次ぎにお任せ」という時代がもうすぐ終わるのは明白である。小社でも異種流通で成功している例が何点かある。著者中心のファンクラブで何百部売って、かつ市場でも成功するものもある。それらは長い目で見て、決して正常ルートの利に反するものではないと思うが、それは理想に勝ちすぎだろうか。
状況が厳しいことに変わりはないが、流通改善の始動を契機に、読者を含め全体の利益を増やす方向に向かうよう、版元として努力を続けることで、少しでも希望を見出したいと思う。

編集部だより(No.17 2005・11)

2005 年 11 月 27 日 日曜日

昨年の「編集部だよりNo.11」で、「神戸、そして佐世保」と書きましたが、今年は、「札幌、そして佐世保、マナウス…」です。
10月 15、16日に札幌の北海学園大学(高校野球で名を馳せた北海高校と同じ系列)で「日本アメリカ文学会」が開かれ、本の販売に出掛けました。会場はすすきのから電車ですぐの所で、おまけに地下鉄の駅の上が大学という大変立地条件の良いところでした。しかし、販売会場は3階の教室とわかりづらく、かなり苦戦を強いられました。それでも何とか赤字にはならなくてすみホッとしています。

売り上げベスト3は次の通りです。
1. 日下洋右著『ヘミングウェイ ヒロインたちの肖像』
2. 小山起功著『黒人史講義』
3. 三浦玲一著『ポストモダン・バーセルミ』

今回は学会を利用してポルトガル・ブラジル、スペイン関係の訳者Aさんと会い、すすきので来年刊行予定のポルトガルの作家フェレイラ・デ・カストロの戦前に出た『日本紀行』(仮題、世界紀行のなかの日本編)の翻訳の打ち合わせをしました。話をしていて分かったのですが、この本は別バージョンがあり、当時の写真を沢山入れた豪華特装本があるとのことです。話は弾み、歴史を中心としたノンフィクション作家・評論家の保阪正康氏に解説を頼むことになりました。氏はこちらの依頼にこころよく引き受けてくださいました。原稿の出来上がりが楽しみです。

なぜだか昨年と同じように、11月に入り4日から8日までの予定で九州・佐世保へ帰ることになりました。今回もまたプライベートな旅で、博多まで飛行機で、そのあと特急で佐世保というコースでした。中学時代の同窓会とその他の用事がたまたま重なっての帰郷となりました。
同窓会の会場で一泊した山荘は昨年の平戸の海岸とは違い、「山暖簾」という黒川紀章氏が設計した、その名の通り山の中腹にある温泉のあるところでした(一週間ほど前、テレビ東京の旅番組で佐々木功が紹介したそうです)。合併で佐世保市になったこの山荘の朝風呂に一人で入り、朝霧がかかった山峰を眺めながらこころゆくまで楽しむことが出来ました。

同窓会は相変わらずでしたが、今回驚いたことがあります。40年前にブラジルに渡ったクラスメイトの藤井君がたまたま帰国していたのです。(彼の移民は、日本から見れば地球の裏側へ行くということで、当時の私たちには大変な衝撃でした。)同窓会の会場では挨拶程度でしたが、帰りのバスが一緒だったのでいろんな話をしました。
藤井一家のブラジル移民の話は、急に決まったそうです。というのは、高校に入学をしたばかりの1学期の途中で行くことになり、あわただしく準備をして神戸から船に乗り、横浜に寄港し、45日をかけてブラジルのサンパウロに到着したそうです。
藤井君たちが移民した時期は、東京オリンピックの前で、日本が高度経済成長に入る直前だったことになります。この数年後に「豊かな生活」が始まり、移民事業も中止になり、北朝鮮への帰還事業も同じようにこの時期に終わっています。
サンパウロから移動しアマゾン川に近い都市マナウスの近郊に入植した藤井一家は、40度から50度ちかい高温に慣れるまでは大変だったそうです。しかし、土地は一定程度開墾されていて、スムーズに移行できたとのことです。ブラジル以外の中南米に移民した人は特に苦労したようですが。
知らない国に移民したわけですからかなりの苦労はあったのでしょうが、胡椒、大豆、野菜、花などを次々に栽培し、かなり早い時期に自立することが出来たとのことで、彼らは移民の成功者だといえるのかもしれません。現在は農業は他の人に譲り、兄弟で「スーパー・フジイ」を経営しているとのことです。マナウスではすぐわかりますから、寄ってくださいと言われました。
小社もブラジルの代表的作家ジョルジェ・アマードの『砂の戦士たち』やマシャード・デ・アシスの『ドン・カズムーロ』、田所清克・伊藤奈希砂編著の『ブラジル文学事典』など関連書を出しているので、その話でも盛りあがりました。しかし、最近はNHKテレビの衛星放送を見られるので、日系の新聞の役割が低くなり、残念ながらそこで紹介されていた本への関心も薄れているとのことです。

NHKテレビの衛星放送の果たしている影響はかなり大きくなっていて、日系人のかなりの人が見るので、日本の状況はほとんど同時に把握できるようになったそうです。ジーコのサッカーのこともよく知っていました。NHKの放送で困るのは、人名や地名の発音がブラジル発音を無視していて言うので、彼らにとって誰のことをいっているの、どこの土地を指しているのかわからないことがあるそうです。たとえばジーコは「ジッコ」と言ってもらわないとブラジルの人は困りますとのことです。
ブラジルはもちろんサッカー王国ですが、その主流はアフリカ系の人たちで、その運動能力にはなかなか勝てないので、日系人はどちらかというと野球をやっているそうです。ブラジルでは「白人の都」ポルトアレグレを中心にドイツ系の移民も多く、ハッとするような美形の女性をよく見かけるそうです。そういえば桑野淳一著『ブラジル夢紀行』にそのことが書かれていたことを思い出しました。
(K.S)

シベリア強制抑留の実態

2005 年 11 月 27 日 日曜日

『シベリア強制抑留の実態』表紙\
書籍名   : シベリア強制抑留の実態 日ソ両国資料からの検証
(シベリアキョウセイヨクリュウノジッタイ)
著者名   : 阿部軍治(アベグンジ) 著
発行日   : 2005-10-05
税込価格 : ¥8400
本体価格 : ¥8000
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★「毎日新聞」11.27

「日本人のシベリア抑留問題は、北方領土問題にも匹敵するという著者の執念の力作。満州だけでも70万から80万の日本人がソ連軍によって不法に捕捉され、シベリアに移送された。そのうち十\数万人がシベリアで命を落とした。大部分は現代史でもまれに見る「奴隷労働」に従事させられた。抑留帰還者の残した証言によれば、アウシュヴィッツとほとんど同じ劣悪な給食実態、蚤やしらみからくるコレラや発疹チフスなどの蔓延、寒くて眠れぬ宿舎などの実態は、現代日本人の想像を絶するだろう。かれらのつくった建物は堅牢であり、いまでも風雨に耐えている。炭田や森林の労働はとくに厳しかったが、そのなかで日本人のノルマを軽減する善意の人びとがいたこともフェアに書いている」

少女機械考

2005 年 11 月 25 日 金曜日

『少女機械考』表紙\
書籍名   : 少女機械考
(ショウジョキカイコウ)
著者名   : 阿部嘉昭(アベカショウ) 著
発行日   : 2005-10-05
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★「図書新聞」2006.1.14 五所純子
「『少女』は現在を生きている死としてある。円還状の閉塞と断層的変容の可能性としての希望を同時に兆候しながら終わる、不吉といえば不吉な(主体としての女性性には苛酷といえば苛酷な)妙技の書である」

★「週刊読書人」11.25 福間健二

「著者が映画批評とサブカルチャー論で鍛えてきた表現の再現力が活きている。いきなりの言及や持ち込みで読者を慌てさせるような、論としての性急さはあっても、そのよこに具体的な絵が見えるのだ。〈少女を欲望する者は、それ自身がそのまま少女になってしまう〉というのも、大塚英志からの援用だが、本書では、そういう『転写』や接したものの侵食を受けるという意味の『連接』が、著者の批評行為をも巻き込むように現れている気がする」

われら星野党

2005 年 11 月 21 日 月曜日

『われら星野党』表紙\
書籍名   : われら星野党-星野仙一・夢に向かう道のり
(ワレラホシノトウ )
著者名   : 西中和光(ニシナカカズミツ) 著
発行日   : 2005-11-15
税込価格 : ¥1470
本体価格 : ¥1400
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★「日刊ゲンダイ」05.12.16
「阪神タイガース前監督星野仙一氏の大阪後援会「虎仙会」幹事長がつづるスポーツコラム。18年ぶりに優勝を勝ち取った2003年の春から今年のリーグ優勝まで、報道では知ることができない名将の素顔を伝えながら、ダメ虎が猛虎に変貌していく軌跡をたどる。選手の団結と潜在能力を引き出し優勝に導いた星野氏の人間性をはじめ、監督辞任の裏事情や、昨年の球界再編問題、今季の巨人監督就任要請まで。虎ファン、星野ファンにはたまらないエピソ\ードが満載」

★「日本海新聞」11.21

「大阪日日新聞運動面の名物コラム「がんばれ星野仙一/虎仙会だより」の4年分が1冊の本になった。阪神タイガースの星野仙一オーナー付きシニアディレクター(58)の2001年秋の阪神監督就任から、現在までの足跡をまとめた本だ。新聞紙上には出なかった秘蔵写真も満載している。著者は大阪星野仙一後援会「虎仙会」の初代会長で、現在は幹事長を務める西中和光さん(68)。中日時代からSDと家族ぐるみの付き合いがあり、阪神入りの際から西も東も分からない関西初居住の星野氏を支えた。後援会結成から組織拡大に始まり、03年の18年ぶりにリーグ優勝を飾った当時のエピソードや日本シリーズ敗戦の夜の裏話。さらに去年から続く球界再編問題とのかかわりや、今年関西を揺るがせた「星野巨人入り」騒動のてん末、村上ファンドとの問題まで一気に展開している。 構\成は?@〇二、〇三年の「猛虎復活」のらつ腕ぶり?A〇四年球界改革への提言とアテネ五輪前夜?B虎仙会を支える人々?C〇五年ますます球界が必要としているその存在感竏窒?事セに解き明かしている。 今回の出版に対しSD自身は「お父さん(SDは西中さんをそう呼ぶ)あんまり書くなよ。世間は??星野が書かせている?≠チて思うじゃないか」と苦笑しながら西中さんに注文しているという。
西中さんは「星野仙一という人は、決して自画自賛しない。だから、代わって最も近くにいる人間として彼がやってきたことをキチンとまとめて後世に伝えようと思った。これを読めば、なぜ世間で??星野をプロ野球コミッショナーに?≠ニの待望論が出るか分かってもらえると思う」と説明。
今回の出版に推薦文を寄せた虎仙会名誉会長の福井俊彦日銀総裁は「星野さんに親近感を抱く方はぜひ一読を」、また同会長でこのほど日本郵政会社初代社長に内定した西川善文三井住友銀行特別顧問は「一昨年のリーグ優勝前後のエピソードはほかでは読めない内容。ファン以外にも読んでほしい」と最大限の賛辞を送っている」

破天荒な人々

2005 年 11 月 19 日 土曜日

『破天荒な人々』表紙\
書籍名   : 破天荒な人々叛乱世代の証言
(ハテンコウナヒトビト)
著者名   : 荒岱介(アラ タイスケ) 著
発行日   : 2005-10-07
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800
画像をクリックすると紹介文が読めます(注文もできます)。

★「図書新聞」11.19・府川充男

「1968年。すでに歴史的叙述の対象である。本書は現代のノンフィクション稗史小説とでもいうべき『破天荒伝』『大逆のゲリラ』(いずれも太田出版)を著した荒岱介が聞手となって、6人の「叛乱世代」小嵐九八郎、花園紀男、青砥幹夫、古賀暹、望月彰、斎藤まさしと、全盲のハンディを乗越えて医師国家試験に合格した一人を相手に行った対談を編んだもの。荒が「序に代えて」で記しているように日本の新左翼が最も光り輝いていた時代は意外に短く、せいぜい10年強に過ぎない。思えば37年は一睡の中にして兵どもが夢の跡である。

アンデルセンの幸せ探し

2005 年 11 月 17 日 木曜日

漱石の転職

2005 年 11 月 17 日 木曜日

われら星野党

2005 年 11 月 15 日 火曜日