マーク・トウェイン コレクション

2002 年 4 月 30 日 火曜日

戦争

2002 年 4 月 25 日 木曜日

『戦争』表紙\
書籍名   : カナダの文学・4
戦争
(センソウ)
著者名   : ティモシー・フィンドリー(ティモシー・フィンドリー) 著
発行日   : 2002-01-10
税込価格 : ¥2625
本体価格 : ¥2500
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★「ミステリマガジン」4月号 風間賢二
「カナダではフィンドリーはアトウッドやオンダーチェと肩を並べる大御所だ。その現代カナダ文学界を代表する作家が国内外で絶賛され、特異な才能\が認められた作品が一九七七年に発表された本書である。物語をひとことで述べれば、\”一人前の男になる”ために第一次世界大戦に従軍したものの、地獄めぐりとでも称すべき戦場で一連の成長の儀式を経て無垢を喪失し、やがて破滅していく青年の悲劇といったところ。多くの戦争小説が共有する教養小説のパターン─無垢・経験・考察─は、本書でもしっかり押さえられており、同様にお約束の凄惨かつ非人道的な戦場シーンも語られている。
戦争小説といえば、風間的には、ヘミングウェイの『武器よさらば』やメイラーの『裸者と死者』などではなく、セリーヌのグロテスクで凄惨な『夜の果ての旅』、ジョーゼフ・ヘラーの不条理でプラックな笑いに満ちた『キャッチ=22』、ティム・オブライエンのシュールで幻想的な『カチアートを追跡して』などが想起される。残念ながら本書にはそうした風間好みの要素はないが、かわりに巧妙なナラティヴがある。多くの戦争小説は歴史小説でもあるので、作家は史実を素材に作品にリアリティをもたせる。本書では、生存者の証言、古い写真、記録文書、日記などをもとに調査した青年将校の半生を、現代に生きる「第三者」が読者に語るという構成になっている。もちろん、本書は純然たるフィクションだ。でも、われわれが知る\”事実としての歴史”というのは、つまるところ、生存者の証言、古い写真、記録文書、日記といったテクストから歴史学者が解釈を加えて織りなしたものにすぎない。表象の表\象というわけだ。となると、事実と虚構のちがいはどこにあるのか? テクスト化された歴史なんて、その本質は小説とかわりない。本書の語りロはリアリズムに徹しているが、実は、ヒーロー伝説であり、一種の騎士道ロマンスなのだ」

★朝日新聞、2/10 堀江敏幸
「フィンドリーのアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作『嘘をつく人びと』を読んだのは、もう十年以上前のことだ。ミステリとしてはいささか重いけれど、そのぶん厚みのある秀作だった。
この『戦争』の原著刊行は、1977年。『嘘をつく人びと』のそれが八六年だから、読者はフィンドリーの作家としての成長ぶりを、良い意味で遡行的に味わうことができる。章立てや小見出しのかわりに振られた通し番号、複数の証言者の目でひとつの出来事の空白を埋めていく、いわば外縁から中心部にむかって言葉を投げる手法の類似性に既視感を覚えながらも、前者が後者よりも若くて青い、未熟だが読みやすい、といった言い方をまったく無効にするだけの完成度があることを認めなければならない。第一次大戦に参戦したカナダの青年将校が、この物語の主人公である。フランスの地で、ドイツ軍の放つ 毒ガスと足下をすくう泥濘に満ちた戦場をくぐりぬけ、死地をさまよっていたあるとき、彼は敵の砲撃から厩舎の馬たちを救うためそれに反対する上司を殺し、脱走して追われる身となる。だが、いったいなにが彼をそれほど苛烈な行動に駆り立てたのか。フィンドリーは主人公の恋人の妹と、捕らえられたあとの彼の姿とその最期を知る看護婦の言葉を断片的につむいで、背後に百三十頭の馬をしたがえたまま逃走する男の神話を、再話可能\な日常のレベルに引き戻す。「戦争」とは、ロバートひとりのものでなく、すべての関係者にとっての、すなわち複数の「ウォーズ」であるという厳然たる事実がこうして浮かび上がるのだが、しかし本当に謎は解決されたと言えるのか? 証言者はつぶやく。「人は生きるとき、自分を生きている。誰も他人を生きられないし、誰も他人の知ることを知れはしないのです。その時はその時。ただ一度しかない」と」

禿げ鷹よ 心して舞え

2002 年 4 月 21 日 日曜日

『禿げ鷹よ 心して舞え』表紙\
書籍名   : 禿げ鷹よ 心して舞え シベリア抑留11年 最後の帰還兵
(ハゲタカヨココロシテマエ)
著者名   : 黒澤嘉幸(クロサワヨシユキ) 著
発行日   : 2002-03-19
税込価格 : ¥1995
本体価格 : ¥1900
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★産経新聞、4/21

「倫理なきシベリアへの抑留──関東軍情報将校だった著者が、抑留所での内部告発によって「強制労働25年」の判決を受ける。囚人列車に積み込まれ西方へ移動、たどり着いたラーゲリ・ディスカズガンで待遇改善を求めて作業拒否闘争が勃発する。丸腰の囚人達に重火器が火を噴き、何人かの友人も無惨な最期を遂げる。その後、囚人の「選別」が行われ、頭上には禿鷹が輪を描いている。『革命は人間サマからモラル、倫理を奪った』という著者の言葉は重い」

英語教育の理論と実践

2002 年 4 月 20 日 土曜日

〈アイヌ学〉の誕生

2002 年 4 月 20 日 土曜日

マーク・トウェイン新研究

2002 年 4 月 19 日 金曜日

日韓関係2000年

2002 年 4 月 12 日 金曜日

『日韓関係2000年』表紙\
書籍名   : 日韓関係2000年 地域史としての日本と朝鮮
(ニッカンカンケイニセンネン)
著者名   : 澤田洋太郎(サワダヨウタロウ) 著
発行日   : 2002-03-12
税込価格 : ¥2940
本体価格 : ¥2800
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★東洋経済日報、4/12

「韓日の真の友好と理解は政治的、経済的な妥協でなく、双方が自民族中心の歴史意識を捨てない限り難しい。本書は「民族の心は古い歴史的な事物の積み重ねで育まれ、その知識を深めて初めて正しい認識が得られる」との思いから未来志向の両国関係に、たたき台的な存在となることを願って出した韓日関係通史である。中世・近世の両国、明治以降の日本の朝鮮政策、戦後の韓半島の歩みと日本などを解説。一貫して歴史という縦軸と双方の関係という横軸で、韓日関係をとらえているのが興味深い」

語られざる連合赤軍

2002 年 4 月 12 日 金曜日

『語られざる連合赤軍』表紙\
書籍名   : 語られざる連合赤軍 浅間山荘から30年
(カタラレザルレンゴウセキグン)
著者名   : 高橋檀(タカハシマユミ) 著
発行日   : 2002-02-07
税込価格 : ¥1890
本体価格 : ¥1800
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★週刊朝日、4/12
「事件から30年。雪中の「浅間山荘」を舞台にした銃撃戦を記憶している人は多いだろうが、「連合赤軍事件」の「真相」は理解されているのだろうか。〈著者〉は思想への共感からではなく、人として獄中の被告たちと接し、「どこで間違いを犯したのか」を探ろうとする。…仮に「思想」を取り払ってしまったならば、少年たちによる偶発的な凶悪事件と類似するところは多い。しかしまったく歯止めがきかなくなるのは、彼らが、「革命」という理想を共有していたからなのだろう。銃撃戦の最中に、なぜ要求も主張も発しなかったのか。本書を読めば、無言の「真相」がわかる。」

アメリカ史のなかの子ども

2002 年 4 月 10 日 水曜日

子どもをケアする仕事がしたい!

2002 年 4 月 10 日 水曜日